ウィーン・コンツェルトハウスに行ってきた [2019年12月30日]

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今夜は、コンツェルトハウスでベートーヴェンの交響曲第九番「合唱付き」を鑑賞します。


行程① 移動 成田→モスクワ
行程② 移動 モスクワ→ウィーン
行程③ 滞在 ウィーン ※今ココ
行程④ 移動 ウィーン→モスクワ
行程⑤ 移動 モスクワ→ウィーン


日本の年末では第九の演奏は定番ですが、ご存知の方もいるとは思いますが、これは日本独自の現象です。
しかし、最近では日本からの逆輸入する形で年末に第九の演奏会が開催されている模様です。

私も近年は毎年、年末は仕事納めの日に第九の演奏を聴きに行きますが今年はベートーヴェンが後半生を送った地、ウィーンにて鑑賞です。
演奏はウィーン交響楽団です。

コンツェルトハウスの場所ですが、地下鉄(U4)Stadpark駅から徒歩5分くらいの所にあります。

上記地図を見て分かるかと思いますが、Stadpark駅の次の駅がkarlsplatz駅になり、両駅の間にコンツェルトハウスと楽友協会があります。

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午前中に会場を下見

午前中に事前に会場までのルートを確認しに行きました。

地下鉄ですが、Stadpark駅は地上にあります。
駅改札から出ると目の前は交差点です。
奥の方にコンツェルトハウスが既に見えています。

横断歩道を渡ると、目の前には五つ星ホテルの「インターコンチネンタル ウィーン」があります。
ホテル横の歩道を歩いていましたら、ホテルから大量の日本人が出てきて駐車している観光バスに乗り込んでいきます。
どうやら、旅行代理店のツアー客の様です。
ご年配の方を中心とした構成ですが、ほとんどの方から私の様な庶民とは違ったオーラーを感じます。
もしかしたら、旅行代金100万円越えのニューイヤーコンサートのツアー客かもしれませんね。

歩いて5分ほどでコンツェルトハウスに到着しました。
駅から一本道ですので、迷うことは決してありません。
ただし、通り過ぎには注意してください(笑)

歩いてきた方に向かって撮影。

本日から3日間にわたって演奏されます。

この道路を道なりに5分くらい進むと、右手に楽友協会が見えてきます。

横断歩道を渡り、反対側の歩道から会場を撮影しました。
ちゃんと「Konzert Haus」と書いてあります。
この場所で間違いありません(確信)

会場から駅に向かって左側にちょっとした広場があり、その中心にベートーヴェンの銅像があります。
日本人のご家族連れが記念撮影していました。

ベートーヴェンの銅像

コンツェルトハウスで第九を鑑賞

夜になり、再び会場にやってきました。
東横インには遠く及びませんが、インターコンチネンタルの看板がよく見えます。

青紫の照明が会場を素敵に照らしています。

早速、中に入ります。
1階ロビーはクロークとバーカウンターがあり、このエリアはチケットが無くても入れます。

クロークにコートを預けて、開演前のひとときを過ごしている方で結構な賑わいです。

ドレスコードですが、タキシードを着た紳士もいれば、半袖TシャツのウィーンBOYもいます。
私服の人もいますが、全体的な傾向としては、そこそこちゃんとした格好をした人が多いといった感じです。
男性であれば、ジャケットがあれば十分です。女性であればワンピースで十分です。
服装については、特段気にする必要はありません。
(この後の写真に写っている方の服装も参考にしてください)

今回のチケットは、日本出発前にVELTRAで購入しました。
チケット価格は110EUR(約13,000円)です。
購入手続きが完了すると、チケットがEメールで送られてきますので、それをコピーして会場に持参します。
間違ってもVELTRAのバウチャーを印刷して持参してはいけません。

メールで送られてきたEチケット

こういったシステムを是非日本でも導入してほしいですね。
今回の座席は1階左側13列目1番です。なかなかの好位置です。

クロークでコートを預け(有料)、ロビーから入って左側にある大階段からホールに向かいます。
階段でスタッフによるチケットチェックがあります。
Eチケットのバーコード部をハンディスキャナーで読み取ります。

チケットチェック後の階段の踊り場から1階ロビーを撮影しました。
クロークは十分はキャパがあります。

チケットチェック後の階段の踊り場

さらに階段を上って大ホールに向かいます。
会場の歴史と思わしきものが書かれたものが、壁に建てかけられています。

大ホール1階入り口です。
入り口の上のライトで開演前とか開演中を表示するのでしょうか??

ホールは天井も高く、開放感のある空間です。

せっかくなので一番前まで行ってみます。

天井は楽友協会とはちがった装飾ですが、こちらも非常に凝った造りです。
柱も凝った造りで、日本にはこの様な会場はなく、クラシックの本場に来たなと実感しテンションが上がります。

自席から見たステージです。
大柄な男性が視界を遮っていますが、右隣は通路のため、少し身を通離側に乗り出せば問題ありません。

自席から見た左側
自席から見た右側

自席から見た後ろ側も撮ってみました。

開演まで時間があるので、2階席に来てみました。

プログラムは、第九の1曲のみです。
個人的には第九は長時間に渡る演奏のため、第九の前に別の曲を演奏すると聴いている方も体力を消耗し、演奏途中で疲れてしまいます。
ですので、この構成は個人的には大賛成です。
ちなみに、アンコールはありません。


終演後の1階ロビーです。
クロークの行列もあり、なかなかの混雑です。
しかし、クロークのスタッフはもの凄い速さでお客さんにコートを返却していきます。
日本のクロークスタッフのスピードとは比較にならない速さです。
日本とは違い、観客のほぼ全員がクロークにコートを預けるウィーンでは、そうしないととても捌ききれません。

あまりの速さに、ぜひ日本のクロークスタッフの方にもがんばって欲しいと思ってしまいました。

演奏の感想ですが、私の頭では「○○のフレーズがなんとかかんとか」とか、「○○の表現が」など、よくブログで拝見されるファーストクラスやビジネスクラスの機内食(アルコール含む)の感想の如くの表現はできません。
「すばらしかった!!」の一言につきます。
ウィーン交響楽団の演奏ももちろんですが、会場の音響の影響もあると思います。
クラシックを広く浅く聴く、ド素人の感想なんてこんなものです。
感覚として音楽を全身で感じて満足です。

明日の午前中は、旧市街地を観光しに行きます。


ご覧いただき、ありがとうございます。

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