モスクワの宇宙飛行士記念博物館(Museum of Space)に行ってきた [2020年1月30日]

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Space Pavilionに続きまして、最後に宇宙飛行士記念博物館に行きます。


行程① 移動 羽田→ウィーン
行程② 移動 ウィーン→モスクワ
行程③ 滞在 モスクワ  ※今ココ。
行程④ 移動 モスクワ→チューリッヒ
行程⑤ 移動 チューリッヒ→成田


宇宙飛行士記念博物館の場所の地図です。

最寄駅MRT6号線のVDNKh駅になります。
駅からは徒歩数分の距離にありますが、今はSpace Pavilionに居ますので、これから来た道を約30分歩いて駅方面に戻ります。

Space Pavilion前の広場もこれで見納めです。

30分近く歩いているうちに、段々暗くなってきました。

宇宙飛行士記念博物館の前で、サマルトリアの王子ことロシア人男性のGさんとお別れします。
ここからはムーンブルクの王女こと日本人女性のSさんとの行動となります。

宇宙飛行士記念博物館の入場料金は1人300RUBです。

チケット表面
チケット裏面

ゲートにチケットのバーコードをかざして中に入ります。

Space Pavilionと比較すると、天井は低く開放的ではありませんが、たくさん展示品があります。
昔ながらの博物館、といった感じです。

宇宙飛行士記念博物館ということで、宇宙飛行士に関係するものを中心に展示しています。

色々な機器や宇宙船が展示してあります。

動物を乗せた小型宇宙船と、乗船した犬の実物大モデルもあります。

ここにもロシア定番のソユーズがあります。
こちらは一人乗りのタイプでしょうか。

ロシア製スペースシャトルの翼の実物です。

途中にある展示スペースは、こんな感じです。
Space Pavilionと比較すると所狭しに展示している感じデス。

ロシアの宇宙飛行士です。
こんなにたくさんの方が宇宙に行ったのには素直に驚きます。

先に進みます。

宇宙飛行士の訓練紹介コーナーです。
右側に耐G訓練と思われるクルクル回る装置が見えます。

ロシアの無重力を体験する飛行機の模型です。

一度は体験してみたいですが、日本で民間に依頼すると1人60万円もします。

ここ宇宙飛行士記念博物館にも宇宙ステーション(ミール)の実物大モデルがあります。
Space Pavilionの様な全体感が分かる巨大なモデルではなく、ミールの一部区画が展示してあります。
もちろん内部に入る事ができます。

ミールのトイレです。
吸引しないと、無重力ですので汚物が空間を漂ってしまいます。
打ち上げ重量の関係なのかドアではなく、カーテンです 。
ニオイが気になるところです。

窓からみた地球です。
実際もこう見えるのでしょう。
横にあるのは、おそらく睡眠用ベッドと思われます。

やはり宇宙ステーションは狭い空間です。
宇宙飛行士は長期間滞在でもケンカとかしないのでしょうか?
もしケンカしても完全なる密室ですので、気まずいですね。

何かの訓練装置です。
以外とアナログです。

宇宙食コーナーです。
こちらは、よく見るタイプの宇宙食です。
私の年代の宇宙食といったら、このイメージです。

生野菜も宇宙に持っていったみたいです。
その収納容器と実際に宇宙に持っていった時の写真です。

保存容器の信頼性と食中毒リスクについて、どういった事前評価と議論がなされたのか非常に興味があります。

こちらは着陸船(ソユーズ)が予定エリアに着陸出来なかった(不時着した)場合のサバイバルをイメージした展示です。

本物の使用済みソユーズを使っている為、なかなかリアルです。

実際もこういった訓練はするのでしょう。
火をおこしているということは、着火装置はソユーズに常備しているということでしょうか?

次は、月面探査エリアです。

様々な探査機が実際に月に行ったイメージで展示してあります。
おそらく1959年から1976年までの間に実施された「ルナ計画」の展示と思われます。

おそらくルナ計画当事の探査機のコントローラです。

この装置よりも今のスマートフォンの方が性能が上かと思うと、技術の進化に驚くと同時に、こういった先人の苦労の上に今の技術があることに感謝の念を抱かずにはいられません。

宇宙服の展示コーナーです。

2000年代に打ち上げた人工衛星です。

宇宙観測船「コスモナート・ユーリイ・ガガーリン」の模型です。
既に解体されていますので、実物を見る事はかないません。

ざーっと、一通り周りました。

宇宙飛行士記念博物館は、Space Pavilionと比べると展示量が圧倒的に多いので、こちらも十分楽しめます。
Space Pavilonと2ヶ所セット(午前午後で1ヶ所づつ)で1日かけて周ると丁度良いと思います。

外に出ると既に暗くなっていました。

地下鉄に乗って戻ります。
核シェルターを兼ねていますので、相当深い所にホームがあります。

途中駅のスーパーでお土産を買って、パヴェレツカヤ駅でムーンブルクの王女ことSさんとお別れします。
ここまでお付き合い頂き、本当に感謝です。

ここからは呪文が使えない(ロシア語が話せない)ローレシアの王子1人(私)で、ローレシア城(滞在ホテル)に戻ります。

パヴェレツカヤ駅からアエロエクスプレスに乗ります。
1人ですので割引もなく、500RUBです。

特に何もなく無事ドモジェドヴォ空港駅に到着しました。

その後、ホテルの無料シャトルバスに乗り無事ホテルに戻りました

これをもってモスクワ滞在が終了です。
明日の朝9時発の飛行機でチューリッヒ経由で日本に戻ります。


ご覧いただき、ありがとうございました。

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