行きのアエロフロートロシア航空の機内でスマホを落としてしまったため、現在10インチのタブレットしか情報通信端末がありません。
タブレットでは写真を撮るにも大きすぎて持ち運びには不便のため、急遽ウィーンでスマートフォンを購入する事にしました。
行程① 移動 成田→モスクワ
行程② 移動 モスクワ→ウィーン
行程③ 滞在 ウィーン ※今ココ
行程④ 移動 ウィーン→モスクワ
行程⑤ 移動 モスクワ→ウィーン
ネットには現地でSIMカードの購入方法についてはたくさん記事がありましたが、スマートフォン本体の購入の記事は、ほとんどありませんでした。
と、いう事で今後もしかしたら私の様な人が出てくるかもしれませんので、その人のために現地でのスマートフォンの購入の仕方を紹介しようと思います。
運よく12月30日はHISのウィーン支店が営業していましたので、まずは購入に際しなにか制約事項があるのか直接聞きに行きました。
もちろん日本人が日本語で教えてくれます。
一応、ダイナースクラブカードの海外現地トラベルデスク担当がウィーンではHISウィーン支店になっていましたので、カードの付帯サービスとして利用しました。
(でも、これくらいの内容でしたら、普通に無料で教えてくれると思います)
聞いた結果、ウィーンはスマートフォン購入の際、SIMフリー扱いでも購入できるとの事です。
通信キャリアと契約する必要が無いことが判明し、購入に際し障壁がないとこが確認できました。
早速、家電量販店にスマートフォンを購入しに行きます。
(事前にホテルの無料Wi-Fiで調べておきました)
今回、買ったお店は、「Saturn」(サターン)というお店です。
地下鉄(U3)のNeubaugasse駅から徒歩約5分くらいの場所にあります。
駅周辺はこんな感じです。
写真では閑散している様に見えますが、けっこう賑わっていました。
お店に入り、早速どのスマートフォンを購入するか吟味します。
ウィーンで購入するスマホは電波法の関係で日本国内では使用する事ができない(技適マーク無し)ので、なるべくお金を掛けないようにします。
吟味した結果、Huawei P smart 2019にしました。
日本では、nova lite 3という商品名で販売しています。
早速、店員を呼んで購入したい旨を伝えます。
幸い、来てくれた店員さんは英語が話せる方でしたので、私か言った内容を理解してくれました。
(店員さんが言った内容は私の英語能力では半分くらいしか分かりませんでしたが。。。)
同店舗でのスマートフォン購入の段取りは以下の通りとなります。
①店員にスマートフォンを購入する事を伝える。
↓
②店員がスマートフォンを倉庫から持ってきて、買いたい商品が合っているか確認する。
↓
③合っていると答えると、店員が商品を商品運搬専用の小型エレベーターに乗せて、下のフロアーに商品を送る。
↓
③店員がレシートを渡してくれる。
↓
④レシートを持って下のフロアーでお会計をする。
↓
⑤店舗中央のカウンターに行き、会計したレシートを渡す。
↓
⑥店舗中央カウンターでスマートフォンを受け取る。
最初、この段取りが分からず、いきなり商品がエレベーターで送られた店舗中央のカウンターに行ったら、多分、「代金をカウンターで払ってくるように」と、ドイツ語で言われました。
ドイツ語は大学1年生の1年間しか学んでいなく、大学を卒業してから既に10年以上たっているので、ほぼ覚えていません。
数字と簡単な単語しか覚えていませんので、会話など聞き取れる訳がありません。
どうやったらスマートフォンが買えるのか、他のお客の動きを観察します。
そして、お店の経営者になった気持ちで購入システムを想像します。
商品は間違いなく店舗中央のカウンターにあるのですが、どうやったら手に入るのか想像を巡らせます。
早速、店舗中央のカウンターを怪しまれないよう遠くから観察すると、レジの様なものはありません。
という事は、ここではお金を支払わない、と。
次に、店舗中央カウンターでは、会計レジからやって来た人がレシートを見せて、商品を受け取っています。
ここで、ようやくこのお店のシステムを理解しました。
もしまたスマートフォンを落としても次からは迷いなく購入できます(笑)
早速、会計レジに行って店員から渡されたレシートを渡すと、お会計となり、クレジットカードで代金を支払います。
購入レシートと店員からもらった書類一式(実際はホッチキスで閉じています)を店舗中央カウンターの店員に渡したら、めでたくスマートフォンを引き取る事ができました。
こちらが購入したスマートフォン(huawei P smart 2019)と購入レシートです。
価格は、169.99EUR(21,295円)になります。
店員にスマホを購入したいと伝えると、上記の紙を渡されますので、この紙を持って下のフロアの会計カウンターに行きます。
会計が完了すると、渡した紙とレシートをホッチキスで閉じでくれてハンコを押してくれます。
この紙を店舗中央カウンターの店員に渡すとスマートフォンを受け取る事ができます。
Huawei P30を使用していましたので、P smart 2019もインターフェースは共通のため、使い方は全く一緒です。
使用言語を日本語に変更したら、P30と全く同じ様に使用する事ができました。
購入した後に気が付いたのですが、海外で購入したスマートフォンはカメラのシャッター音を消すことが出来ます。
そうです。日本と韓国以外のスマートフォンはカメラのシャッター音を消すことができるのです。
この機能は、コンサート会場での撮影や、機内食の撮影等、後ほど大いに役に立ちました。
(決して盗撮など、悪用してはいけません)
※追伸
別日に同駅の近くにあるスーパーで買い物をしたのですが、セルフレジで会計中に非常警報が鳴り、ちょうど機械にお金を入れている途中のため、身動きが取れない中、みんな逃げ出したのでめっちゃ焦りました。
消防車まできましたが、結局何もなかったのかしばらくして営業再開しました。
この後、コンツェルトハウスで第九を鑑賞します。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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