さすがにセント・マーチン島への旅行は延期しました [2020年6月28日]

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飛行機好きの聖地として有名なセント・マーチン島のマホ・ビーチ。

約1年前にANAの特典航空券を一部使用した旅行プランを計画しましたが、新型コロナウィルス(COVID-19)によるセント・マーチン島の入国制限(禁止)により計画を延期しました。

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当初のプラン

当初の計画は以下の通りです。

7月22日 16:40 (成田) → 16:35 (ニューヨーク) ANA10便
      [ニューヨーク宿泊:TWA HOTEL]
7月23日 6:35 (ニューヨーク) → 8:34 (シャーロット) アメリカン航空2643便
7月23日 9:15 (シャーロット) → 13:13 (セント・マーチン) アメリカン航空2478便
      [セント・マーチンに3泊]
7月26日 14:13 (セント・マーチン) → 18:25(シャーロット) アメリカン航空2478便
7月26日 20:30 (シャーロット) → 22:29(ニューヨーク) アメリカン航空1727便
      [ニューヨーク宿泊:TWA HOTEL]
7月27日 12:00 (ニューヨーク) → 15:00 (成田) ANA9便

ちょうどオリンピックの開会式と被る日程です。
つまりは、東京オリンピックをあえて海外からテレビ観戦するというプランです。

~夕方:マホ・ビーチで飛行機をみる。
夕方~:テレビで東京オリンピックをみる。

完璧なプランです(笑)

航空券は、ANAは特典航空券で、行きはビジネスクラスで帰りはファーストクラス。
アメリカン航空は、ビジネスクラスで別途チケットを有償購入しています。

このアメリカン航空ですが、半年以上前に購入しましたが、運行ダイヤが何度も変更となり、最終的には行きのシャーロット・ダグラス空港での乗り継ぎ時間が41分というMCTギリギリに近いダイヤになりました。

ニューヨーク→シャーロットのフライトが順調であればMCTを満たしているので特段心配しませんが、万が一遅延となった場合が問題です。

セント・マーチン行きの飛行機が待ってくれていれば良いのですが、日本と違い正直海外では私はこれは期待していません。

同日に後続便があれば、万が一乗り遅れても同日中にセント・マーチンに行くことが出来ますが、シャーロット⇔セント・マーチンは1日1便のため、乗り遅れたら翌日のフライトとなってしまいます。

そして、シャーロット空港のオペレーション次第ですが、人は間に合っても荷物が間に合わない可能性があります。
(まぁ、その場合に備えて着替えを余分に機内持ち込みの荷物に入れればいいのですが・・・。翌日に遅れて荷物が到着するはず・・・たぶん)

あと、帰りのセントマーチン→シャーロットの機材がB757からA319に変更となり、A319はビジネスクラスが8席のため、ワンワールドは平会員の私はめでたくダウングレードとなりました。。。

ニューヨークでの宿泊は空港敷地内にあるTWA HOTEL。
個人的には、ニューヨークには特段興味がないのでこれで十分。
友人からは勿体ないと言われましたが、飛行機好きとしてはむしろTWA HOTELに泊まらない訳にはいきません。
まぁ、行きは翌日のフライトが早いですし、帰りは空港に到着するのが遅いので。。。

セント・マーチンの新型コロナ(COVID-19)の感染状況

セント・マーチン政府のホームページの情報によりますと、2020年6月26日の段階で

<検査状況>
検査数:500人
陽性者数:77人(男性:54人、女性:22人)
陰性者数:420人
保留中:2人

<陽性者の状況>
死亡者数:15人
回復者数:62人
入院者数:0人

この検査がPCR検査の場合、PCR検査の感度を70%とした場合、陰性者数の中に隠れ陽性者が感染率にもよりますが、若干名いることになります。

世間では、PCR検査が万能の様な風潮がありますが、陰性の証明にはなりません。
製造業でいうと受入検査(抜き取り検査)に合格したにすぎません

このPCR検査は、「感度」の他に「特異度」も考えなければいけません。
PCR検査の考え方については、下記の臨床医のブログの記事が非常に分かりやすいです。
東京都民全員にPCR検査をした場合などについても分かりやすく書かれています。

新型コロナ(COVID-19)の影響でセント・マーチンには入国不可です。

そもそもセント・マーチンに入国ができません(2020年6月28日時点)。

7月1日からセント・マーチン空港は国際線が運航再開するみたいですが、アメリカ便も対象か不明です。

※7月28日時点では、ヨーロッパからのフライトは再開していますが、アメリカ本土からのフライトは欠航したままです。

※8月21日時点では、アメリカ本土からのフライトも再開しました。
 私の搭乗予定のアメリカン航空のマイアミ、シャーロットの両空港からのフライトが再開しています。


ちなみに経由地のアメリカには入国は出来ますが、14日間の自宅等での待機が求められます。
翌日のフライトでアメリカを出国するトランジット(ただし24時間以内)は14日の自宅等の待機は除外との事です。
あと、アメリカ入国に際して日本政府からは、感染症危険情報 レベル3(渡航中止勧告)が絶賛発出中。

また、セント・マーチン島には日本の大使館はありませんので、何かあった時が非常に大変です。

セント・マーチンへの入国条件(2020年7月28日時点)

6月28日時点では入国できませんでしたが、ヨーロッパとのフライトの再開にあたり、下記条件となっています。

<出発前(入国前)>
①到着する72時間前迄にオンラインで自己健康申告フォームに記入し、コピーを携帯する。
②到着日の72時間以内のCOVID-19(PCR)陰性検査結果を用意する。
③マスクと手の消毒剤を持って旅行する。
④旅行中はマスクを着用する。
⑤最新情報についてプリンセスジュリアナ国際空港(SXM空港)のWebサイト(www.sxmairport.com)にアクセスして確認。合わせて旅行する航空会社と乗船空港のガイドラインと規定を確認する。

このうち、②の条件が現時点だとハードルが高いです。

<勝手にシュミレーション>
入国72時間以内のPCR検査結果は、日本でPCR検査をする場合として仮に4月1日にPCR検査を受けた場合をシュミレーションしてみましょう。

・4月1日:PCR検査
・4月2日:結果判明
・4月3日:JFKに移動しJFKに宿泊
・4月4日:JFKからSXMに移動し入国

と、なるので日付上はギリ72時間(3日)以内になりますが、入国審査で日本との時差を指摘されたら日本との時差は、+13時間となるので、4月4日13時00分に到着した場合は、検査後:74時間(61時間+時差:13時間)と解釈され、2時間オーバーと指摘される可能性があります。
もちろん時差を指摘されるかは不明。

ですので、確実に入国するには、日本で検査をする場合は遅くとも検査翌日に結果を入手してその日のうちに出国する必要があります。
もしくは、アメリカでPCR検査を受けるかです。

現時点では、PCR検査は速ければ翌日に検査結果が判明する医療機関もありますが、JFKへのフライト(16時発)を考えると午前中に結果判明と証明書(英文)を入手する必要があり、医療機関と対応可否について事前の打ち合わせが必要です。

日本では抗原検査でしたら即日結果入手が可能ですが、セント・マーチンの入国条件は「PCR」と指定していますので、PCR検査でなければいけません。

もちろん、日本でPCRで陽性となれば旅行は出発当日に強制中止です。
ですので、いきなりぶっつけ本番でPCR検査をするのではなく、1ケ月くらい前には一度PCR検査をするのが理想です。
そしてPCR検査を受けたら、日本出国までは人との接触を極力減らして過ごします。

ちなみに、この1ケ月前のPCR検査は、陽性の判定確率を上げなければいけません。
仮に感染していた場合、陽性となるべく正しく判定してもらう必要があります。
陽性の場合は、治療して完治させてから出発前のPCR検査に臨むためです。

このため、検査結果の確実性を高める場合は、理論上PCR検査を2回以上行った方がより精度が高くなります。
仮に自分が陽性者と想定して、PCR検査の感度を70%とした場合、30%の確率で偽陰性と診断されますので、もし1回目の検査でこの30%に入ってしまった場合、2回検査を行う事により、30%のうちの70%(累積91%)は陽性検出できますので、偽陰性の確率を9%まで下げる事ができます。
あくまで確率的にですが。。。

1ケ月前の検査は陰性となり、いよいよ出発前のPCR検査で、特異度の方(偽陽性)に入ってしまったら、運が悪かったと諦めましょう。

<到着~入国>
•航空会社の担当者や空港担当者の指示に従う。
•空港の標識に従う。
•フェイスマスクを着用し、下船時に社会的距離を守る。
•できるだけ表面に触れないようにする。
•頻繁に手を消毒して洗う。
•Airport Thermal Scannerを通過する。
•入国管理局で健康宣言の確認とCOVID-19(PCR)陰性検査を提示する。

※こちらの条件は問題なしです。


<滞在中>
•各種施設ののガイドラインと規定を理解し、これらを順守する。
•島での滞在中は、社会的距離が取れない場合はマスクを着用し、口、目、鼻には触れない。
•頻繁に手を消毒して洗う。
•できるだけ表面に触れないようにする。
•フレンドリーアイランドを探索する際は、安全に休暇を過ごし、ガイドラインを守ることを推奨する。
•気分が悪い場合は、すぐにホテルのフロントデスクに連絡するか、保健部門に連絡して914にダイヤルする。

※こちらの条件も問題なしです。

計画を変更します。

仮にセント・マーチンに行くことが出来たとして、セント・マーチンに行く目的はマホ・ビーチで飛行機を見る事ですので、新型コロナの影響でセント・マーチンへの飛行機の便数が不確定な状況においては、行っても飛行機がほとんど飛んでこないという可能性もあります。

今回の旅行は、セント・マーチンに行く事が目的ではありません。
あくまでもマホ・ビーチで飛行機を見る事が目的ですので、行ったはいいものの飛んでくる飛行機が少なかったり、小型機ばかりでは意味がありません。
新型コロナ対策と同様に、手段が目的になってはいけません。

という訳で、非常に残念ではありますが日程を変更する事としました。

予約を変更(ANA)

ANAは3,000マイル減額なしの無料で特典航空券の払い戻しが出来ます。
一旦キャンセルして、再度スケジュールを考えて、とりあえず2021年の4月に変更しました。

行きのニューヨークまでのフライトは、ANAの新型ビジネスクラス。
帰りの成田までのフライトは、ANAの新型ファーストクラス。

ローシーズンですので必要マイルが当初よりも少なくなり結果的にマイル節約となり、今の時期の発券は、燃油サーチャージも0円ですので、差し引き31,890円の払い戻しとなりました。

2021年の2月頃でも特典航空券の空席がちょこちょこありました。
2月は、新型コロナの再流行も考えましたが、セント・マーチンのホテルの料金がシーズン真っ只中でバカ高すぎるので断念。

予約を変更(アメリカン航空)

アメリカン航空は、無料での払い戻しは不可(既定の払い戻し料がかかる)ですが、予約変更は1回のみ無料で可能です。
変更は、2021年12月31日までにフライトを完結する必要があります。

一旦ホームページでキャンセルし、再度予約する形。
再予約はホームページではなく電話のみで、再予約の際、キャンセルした航空券の予約番号を言えばOK。
再予約の時の方が料金が高い場合は差額を支払う必要あり。
再予約の方が料金が安い場合の差額の払い戻しがあるのかは不明です。

再予約のため電話しましたが、アメリカン航空のホームページ上では残席ありと表示されていますが、電話口のスタッフの端末では満席表示となっているとの事。

電話口のスタッフ曰く。さすがに来年の4月のフライトが満席とは考えにくく、今の時期は航空券のキャンセル等の手続きが集中しすぎて、アメリカン航空の予約システムのサーバーの稼働が不安定との事で8月以降に電話して下さいと言われました。。。

ちなみに予約しようとしているフライトは以下になります。

<行き>
5:00 (ニューヨーク) → 6:53 (シャーロット) アメリカン航空1724便
9:25 (シャーロット) → 13:17 (セント・マーチン) アメリカン航空2478便

<帰り>
14:38 (セント・マーチン) → 18:00 (マイアミ) アメリカン航空1136便
20:25 (マイアミ) → 23:31 (ニューヨーク) アメリカン航空1142便

飛行機好きとして、行きと帰りの乗り継ぎ空港をキッチリ分けました。
乗り継ぎ時間も十分で、空港内探索の時間も十分あります。
若干、復路のマイアミ乗り換えに一抹の不安を覚えますが、ニューヨーク行き最終便の1便前ですので、まぁ当日中にはニューヨークに到着できるかと。。。

予約を変更(TWA HOTEL:ニューヨーク)

アメリカン航空と同じくTWA HOTELも、私の予約したプランは無料での払い戻しは不可(既定の払い戻し料がかかる)ですが、予約変更は無料でOKとの事。
再予約の際、キャンセルした予約の予約番号を言えばOKです。
再予約の時の方が料金が高い場合は差額を支払う必要あり。
再予約の方が料金が安い場合の差額の払い戻しがあるのかは不明です。

こちらの再予約は電話やホームページではなく、個別にメールで行う必要があります。
とりあえず、さすがに来年の4月の予約はこの時期に満席になるはずもなく、とりあえず無料の変更は1回のみのため時期を見て再予約する事にします。

英語の文面での予約、めんどくさいです。。。はぁ。

予約を変更(セントマーチンのホテル)

Booking.com経由で予約していましたので、Booking.comのCOVID-19専用のキャンセル依頼ボタンをクリックします。

予約キャンセル不可の料金ですが、ホテルによっては返金等に応じてもらえる可能性があります。
ちなみに、今年のゴールデンウィークのシンガポール旅行の宿泊先のホテルは返金不可プランでしたが、全額返金してもらえました。

結果としては、返金は不可だが、有効期限なしの同額の無料バウチャーを頂きました。
あとは、このホテルが新型コロナの影響で廃業しないのを祈るのみです。

最後に

2021年4月は新型コロナの影響はどうなっているでしょうか。
未知のウィルスですので誰もわかりません。

とりあえず、セント・マーチンに行くまではこれからも新型コロナの情報を収集・勉強し、データを自分なりにまとめて注視したいと思います。

個人的な予想としては、ロックダウン等による経済への影響が余りにも大きいので、ワクチンや治療薬の有無に関わらず、新型コロナを世の中に存在するリスク(交通事故など)の一つとして新たに受け入れて普通(とはいっても感染には注意しながら)に社会活動をしていると思っております。

未来は誰にも分かりません。
2021年4月、セント・マーチンに行くことが出来るでしょうか。


ご覧いただき、ありがとうございました。

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