モスクワ・シェレメチェボ空港への紛失携帯電話の回収計画立案 [2020年1月10日]

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年末のウィーン旅行の往路便のアエロフロートロシア航空の機内でスマホを落としてしまいました。
(詳細は下記記事を参照ください)

成田空港に到着後、バゲージクレームにいたアエロフロートロシア航空の日本人スタッフに相談しました。

<結論>
・日本支社では対応しない。
・紙(タイトル下の写真)を渡され、ここに問い合わせるようにとの事。
・もし見つかった場合、シェレメチェボ空港まで取りに行く必要あり。
・日本への発送は対応していない。

ビジネスクラスでもスカイチーム・エリート会員でも関係ありません。
一律で同じ対応です。(まぁ料金の安い航空会社でしたので、想定はしていましたが。。。)

まずは、見つかったがどうかをメールにて早速問い合わせです。
日本語で文章を作成し、Google翻訳で英語に変換して送りました。

一方で英語が得意な方に記載してある電話番号に電話してもらいます。
が、電話に出た方は英語がしゃべれなく、
日本人「どぅーゆーすぴーくいんぐりっしゅ?」
スタッフ「ノッ(ガチャ)」
と、一方的に電話を切られてしまいました。

もはや、メールでの返信のみが頼りです。
メールを送って3日後、返事がきました。


なんと、見つかったとの事。
どうやらシェレメチェボ空港のターミナルDの保管場所に保管してあるとの事。
見つかっても盗まれる事を覚悟していたので、びっくりしました。

さて、文章を読んでいくと

・受け取りは平日限定
・本人のみが受け取りができる(その際、パスポートと搭乗券が必要)
・発送は出来ない
・代理人での受け取りには委任状とパスポートのコピーと搭乗券が必要

と書いてあります。

ここで、代理人で受け取る場合の費用を試算しました。
取りに行く費用より安ければ、代理人での受け取りを考えた為です。

念のため、保管期限はどのくらいかと、委任状の公証人について追加で質問します。
さらに3日後、返信がありました。


保管期限は6ケ月との事です。
本当に6ケ月間保管してくれるのかは未知数ですので、一刻も早く回収する必要があります。

また、公証人の事については具体的な方法までは示してくれませんでした。

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委任状を取得するには


メールにはただの委任状ではなく「notarial」と書いてあります。
そうです。公証人による委任状が必要なのです。

こういう事に詳しい知人に相談したところ、下記の手順で用意する必要があるとの事です。
(間違っていたらごめんなさい。連絡いただければ訂正致します)

・委任状作成(日本語):0円

・委任状にアポスティーユを付与:約24,000円

・アポスティーユが付与された委任状をロシア語に翻訳:約8,000円

・ロシア語に翻訳した委任状が正しく翻訳されている事をロシア大使館で認証を取る:5,400円

※ロシアはバーグ条約に批准しているためアポスティーユの付与で認証行為は不要。

自分で手配すると費用も安く抑えられますが、手間がとても掛かり、何度もやり直しになる可能性もあるため、行政書士に代行してもらうのが確実です。
この場合の概算金額は37,400円です。

パスポートコピーを取得するには

パスポートコピーと聞いて、ただコンビニなどでパスポートをコピーするだけではダメです。
日本では通用するかもしれませんが、海外では通じません。
海外ではパスポートのコピーは基本的にニセモノと疑ってきます。
ですのでパスポートのコピーが偽造ではなく、間違いなく原本のコピーである事を証明する必要があります。

ここでも先程の委任状と同じく、パスポートのコピーの認証をとります。

・パスポートのコピーにアポスティーユを付与:約3~5万円。

正直、このパスポート認証については、これなら絶対大丈夫といった方法が私が調べた限りでは良く分かりませんでした。
このため本費用の概算金額は、とりあえず40,000円としました。

しかし、このパスポートのコピーの認証が用意した書面でシェレメチェボ空港スタッフが認めてくれるかが一番の懸念事項です。
認めてくれないリスクもあります。

代理人を手配するには

必要な書類がそろってもシェレメチェボ空港まで取りに行ってくれる奇特な方を探さなければいけません。
ロシアに支店がある旅行代理店、ロシアに強い旅行代理店など色々な所に相談メールを送りました。

なんと、HISモスクワ支店様が対応して頂けるとの返事を頂きました。
費用は30,000円です。

またトラベロコで相談したところ、引き受けてくれる方もいらっしゃいました。

とりあえず代理人費用は30,000円としました。

代理人の受け取りに必要な概算費用(まとめ)

・委任状取得:37,400円
・パスポートコピー取得:40,000円
・代理人手配:30,000円
・書面運送費(日本→モスクワ):10,000円くらい?(航空便)
・スマホ返送費用(モスクワ→日本):5,000円くらい?(船便)

合計:122,400円 

しかも本当に代理人として認定してくれるか未知数。。。。

結論(本人受け取り or 代理人受け取り)

直接、シェレメチェボ空港まで取りに行くことにしました。
取りに行った方が安く、本人が行くので確実です。

回収旅行の飛行計画については熟慮を重ねた結果、以下の通りとなりました。
ANAのマイルを消費して特典航空券を手配です。

※まだ搭乗経験の無いカタール航空のビジネスクラスのセール運賃で中東経由も検討しましたが、カタール航空は周辺国との制約上、どうしてもイラン上空を飛行するので、今回ばかりは安全第一で候補から除外しました。

2泊4日です。しかもドモジェドヴォ空港着。
シェレメチェボ空港まで移動する必要があります。

必要マイルは、エコノミー:60,000マイル、ビジネス:95,000マイルとなっており、差が35,000マイルですが、平日弾丸である事や移動時の疲労度を考慮した結果、迷わずビジネスクラスにしました。
想定外のマイル大量消費と出費ですが、自業自得ですのでしょうがありません。。。

ちなみにですが、2月1日に沖縄に住んでいる友人に会いに行く予定を年末の段階で組んでいますので成田に到着したら羽田に移動して那覇まで移動しなければいけません。。。

この弾丸回収旅行は別記事でご紹介したいと思います。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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