スイス・ユングフラウヨッホに行ってきたが吹雪で何も見えず・・・ [2019年10月21日]

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明日、日本に帰国しますので、本日がスイス滞在の実質最終日です。
昨日のフィルストの登山による筋肉痛もなく安心します。


行程① 移動 羽田→フランクフルト
行程② 移動 フランクフルト→チューリッヒ
行程③ 滞在 グリンデルワルト ※今ココ
行程④ 移動 チューリッヒ→ミュンヘン
行程⑤ 移動 ミュンヘン→羽田


本日の目的地は、ユングフラウヨッホです。
このユングフラウヨッホ、菅野美穂さんが以前TV番組で訪問しているのを見て是非行ってみたいと思った場所です。

昨日の段階で雨(雪)である事は分かっており、当日も天気を確認しましたが雨(雪)で変わらず。
ホームページのユングフラウヨッホのWEBカメラは真っ白です。

ユングフラウヨッホの往復鉄道料金は、スイスハーフフェアカードで半額になっても日本円で1万円を超える高額切符です。

しかし、迷わず行きます。
次、いつ来れるか分かりませんので。

行かずに後悔よりも、行って後悔が私のスタンスです。

という訳でユングフラウヨッホに向けて出発です。

グリンデルワルト駅の有人窓口で、ユングフラウヨッホまでの往復切符を購入します。
窓口のスタッフは、「ちゃいにーず?」と聞いてきます。

そうなんです。
ここグリンデルワルトには中国人のツアー客が大勢いるのです。
あと新婚旅行と思われる韓国人カップルもいます。

むしろ日本人は相対的に少ないです。

滞在ホテルの朝食会場も聞こえてくる言語は中国語ばかりで、一瞬ここは中国かと錯覚してしまう程です。

窓口スタッフに「のー、あいむ じゃぱにーず」と伝えると笑顔で日本語のユングフラウヨッホの案内冊子(乗車記念パスポート)を渡してくれました。

切符は往復で2ndクラスで95CHFです。
何も言わないと往復切符になります。

ユングフラウヨッホまでの電車ルートは、

・グリンデルワルト駅→クライネシャイデック駅
(乗り換え)
・クライネシャイデック駅→ユングフラウヨッホ駅


となります。

グリンデルワルト駅から電車に乗ります。
雨のため、そこまで乗客は多くありません。

クライネシャイデック駅に到着し、隣のホームのユングフラウヨッホ行きの電車に乗り換えます。

さすが山岳鉄道。
かなりの急勾配を登っていきます。

私のG-SHOCKの高度計も数字が上昇していきます。

こんな高い数字、飛行機内以外で見るのは初めてです。

高山病になったら流石に悔やまれるので、時々深呼吸をして呼吸を整えます。

途中から山の中に入ります。
ここからは景色はまったく見えません。

外の景色が見えないので、登っている感覚はありませんが数字は正直です。
G-SHOCKの数字は3,100mを表示しています。

3,100mを表示したところで、Eismeer(アイスメーア)駅で一旦停車します。

せっかくなので電車から降ります。

駅にある窓から外を眺めますが、予想の通り何も見えません。

ここは中継駅ですので、駅自体も広くはありません。

天気が悪ければ特段やることも無いので電車に戻ります。

再び、ユングフラウヨッホに向けて電車が動き出します。
ひたすら進み、ユングフラウヨッホ駅に到着です。

標高は3,454mです。
ほぼほぼ富士山と同じ高さです。

こちらが乗ってきた電車です。
赤い車体のナイスな電車です。

早速、中に入ります。

はい。中国人ツアーだらけです。
至る所で中国語が飛び交います。

これでは中国に旅行に来た気分になってしまい、雰囲気が全く出ないので、さっさと先に進んだ方が懸命です。

このツアールートに従って進みます。

暗い道を進んでいきます。
ここは標高3,400mですので走ってはいけません。
高山病になる可能性があります。

観光スポットによくある説明エリアです。
英語を読むには神経を使い、分からない単語は調べる必要があり、面倒くさいので写真だけを見ます。

写真の左にあるエレベータで上に上がります。

展望デッキがあるエリアに到着です。
外はやっぱり白いです。

この場所がユングフラウヨッホで一番高い場所になりますので、みなさん記念写真を撮っています。

外の気温は1℃です。
思ったよりも寒くなさそうです。

それでは、外に出ます。

分かってはいましたが、何も見えません。

天気が良ければ絶景なのでしょうが、どこにいるのかさえ分からないくらい何も見えません。
もしかしたら、国の威信をかけた壮大なドッキリで、ここはユングフラウヨッホではないのかもしれません。

確かめるために、周囲を早歩きしてみたら、すぐに息が上がりました。

ユングフラウヨッホで間違いありません。

G-SHOCKの高度計も3,515mを表示しています。

ユングフラウヨッホで間違いありません(2回目)

現実に戻った所で、下のフロアに戻ります。
ツアールートからは外れますが、右側に進むと外に出れます。

せっかくなので行ってみます。
外は雪が積もっています。

とういうか吹雪です。
先が見えません。

天候が良ければ、このエリアを散策(この先にある小屋までウォーキング)したかったのですが、この天候で実行するとガチで遭難の恐れがあります。

万が一、視界不良でルートを外れて滑落してしまっても救助は不可能でしょう。
安全第一で断念します。

来たルートを戻り、次のツアールートに進みます。

雪をイメージしたエリアです。
こういったメルヘン系は、あまり心躍りませんので先に進みます。

通路は誰もいません。

なんかの像です(適当)

先に進むと、ユングフラウ鉄道の建設当時の様子を紹介したエリアです。
これには目を奪われます。
やはり、メルヘンよりもリアリティです。

ここから先は、建設同時の削り出し剥き出しのエリアです。

建設時に不幸にも事後でお亡くなりになった方の名前が記されています。
この方達の犠牲の上に私たちは、今この場所に立っています。

今いる場所が人の手て掘ってできた事を思うと、建設に携わった人に対して尊敬の念を抱かずにはいられません。
犠牲を出しながらも成し遂げたこの計画、当時の人の執念を感じます。

さらに進むと氷の展示エリアです。

氷の上を歩きますので、子どもは喜ぶと思います。
私はイマイチですので足早に先に進みますが、足元は氷で滑りやすいので注意が必要です。

なんかシュールです。

氷の展示エリアを過ぎたその先には、こんな撮影スポットもあります。

この先は悪天候で進めません。

ツアーも終盤です。
階段を下るともうお終いです。

ぐるっと1周して、元来た場所に戻ってきました。

入口には日本の郵便ポストがあります。

最後にユングフラウヨッホの乗車記念パスポートにハンコを押します。
このハンコは入り口付近にあります。

天気が悪く、これ以上ここにいてもする事が無いので、グリンデルワルトに戻ります。
電車は1時間に2本ですので、混む前に帰るのが懸命です。

帰りの電車は白色のシブイ感じの車両でした。

やはり、ユングフラウヨッホは天候が良い時に来るに限ります。
いつかリベンジしに行きたいですね。
この後、急遽再度フィルストに向かうことになりました。


ご覧いただき、ありがとうございました。

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