最大の関門、パスポートコントロール通過時間は?
ウィーンからモスクワ(シェレメチェボ空港)に戻ってきました。
乗り継ぎ時のパスポートコントロールの通過時間が最大の関門になります。
行程① 移動 成田→モスクワ
行程② 移動 モスクワ→ウィーン
行程③ 滞在 ウィーン
行程④ 移動 ウィーン→モスクワ
行程⑤ 移動 モスクワ→ウィーン ※今ココ
ウィーンからの飛行機はターミナルEに到着しました。
ここからターミナルDに移動しなければいけません。
ネットのブログなどでは、この乗り継ぎ時のパスポートコントロールが混んでいて、乗り継ぎにギリギリ間に合ったり、間に合わず自腹で航空券を買わされたりといった内容がたくさん投稿されています。
今回の乗り継ぎ時間は約2時間です。
飛行機がゲートに到着して、ビジネスクラスの4名は一番最初に降機します。
パスポートコントロールまでの通路を早歩きで進みます。
図の赤丸部から撮影。
通路突き当りまで進んだところで、ロシア入国イミグレーションと乗り継ぎ客のパスポートコントロールの通路に分かれます。
乗り継ぎ客は青矢印の方に進みます。
たしか、看板は「トランジット」や「コネクティングフライト」といった他空港でみられる一発で乗り継ぎと分かる表記はしていなかったと記憶しています。(間違っていましたらごめんなさい)
一瞬、どっちに進めば良いか迷いましたが、イミグレーションは英語表記をしていましたので、消去法でイミグレーションではない方の通路に進みました。
結果としては正解で、階段(エスカレーター)を上って、左折した所に乗り継ぎ客のパスポートコントロールがありました。
パスポートコントロールは2レーンで運用中で、私が到着した時は各レーン、3~4名並んでいる程度でした。
この段階で乗り継ぎには十分間に合う、と安堵しました。
パスポートコントロールで自分の番になるまで待っているのですが、私が並んでいるレーンは、ものすごく時間が掛かっています。
隣のレーンの約3倍の時間が掛かっています。
余りの遅さに、隣のレーンに並んでいる東南アジア系の乗客と思わず目が合い、お互い苦笑いします。
気になったのが、並んでいる間、エコノミークラスの乗客の並ぶ気配がしません。
余りにも自分が早くパスポートコントロールに着いたためなのか、間違ってイミグレーションの方に進んでしまったのか気になります。
ようやく自分の番になります。
パスポートコントロールの係員は、パスポートの氏名と搭乗券の氏名を1文字1文字ゆっくり確認していました。
これが、隣のレーンの3倍時間が掛かっている理由でした。
こんなペースで仕事をされては、行列になっている時はたまりません。
結局、パスポートコントロール通過に要した時間は、約10~15分でした。
パスポートコントロールが終わりましたら、続けてセキュリティチェックです。
こちらも2レーンで運用していました。
セキュリティチェックは、他空港と同じくらいのペースで進みましたのでストレスはありませんでした。
セキュリティチェック通過には、5分も掛かりませんでした。
ターミナルEからターミナルDに移動
セキュリティチェックも無事完了し、搭乗ゲートフロアに出ました。
後は、看板の案内に従ってターミナルDに移動するだけです。
セキュリティチェックが完了し、自動ドアから出ると下記写真の通路に出ました。
真っすぐ進んで、メイン通路に出ます。
下記写真の左側にターミナルマップがありますが、ターミナルEとターミナルDは隣同士でつながっていますので徒歩で移動できます。
成田行きのSU260便はターミナルDのゲート22番です。
ターミナルDの一番端になります。
途中にカプセルホテルがありました。
移動用通路の壁際にダイレクトに設置しています。
内部はSFの世界を連想させる造りです。
ターミナルDにやってきました。
往路の時とほぼ同じ時間です。
往路の時と同様にターミナルDはどこも混雑しています。
モスクワラウンジに入ろうとしましたが、ラウンジ入り口のドアが開いた瞬間、カウンターまで行列が出来ており、往路便で経験した超絶イモ洗いラウンジを想像したため、入るのは止めました。
免税店でロシアのチョコレートをお土産に何個か買います。
支払いはユーロでも大丈夫です。
もちろんクレジットカードでも大丈夫です。
てくてく歩いて搭乗ゲートに到着しました。
ここで搭乗開始まで待つことにします。
SU260便に搭乗
搭乗開始約10分前に搭乗が開始されました。
搭乗はビジネスクラスとスカイチーム・エリートは専用レーンがありますが、エコノミークラスと同時に搭乗です。
機体最前方1カ所からの搭乗のため、エコノミークラス側で詰まるとボーディングブリッジで足止めされます。
ボーディングブリッジは特段、断熱処理はされていませんので、モスクワの冬の寒さを薄い壁一枚越しに体感できます。
ビジネスクラスの方は、搭乗が混雑している様でしたら、ある程度落ち着くまで搭乗ゲート前で待っている方が良いかもしれません。
往路と同じく、B777-300ERです。
座席は、フルフラットになります。
ビジネスクラスの搭乗率は8割程度です。
往路の時よりは乗客は多いです。
私の隣の席は空席でした。
ラッキー!!
初めて見るタイプの救命胴衣があったので、写真に収めました。
赤ちゃん用と子ども用の救命胴衣の説明です。
離陸し、シートベルトサインが消えて夕食の時間となりました。
アペタイザーです。
前菜です。
メインです。
デザートです。
両方もらえるか英語で聞いたら、「おふこーす」と答えを頂きましたので、両方頂きました。
夕食後、フルフラットにして就寝します。
朝食の時間になりました。
この食事は、味がせず、全く口に合いませんでしたが、デザートと一緒に無理やり口に流し込みます。
小学生の給食の時に嫌いな食べ物を食べるために採用した手段と全く一緒です。
機内食は残さないのが私のポリシーです。
メニュー(英語)です。
メニュー(日本語)です。
飛行機は日本海に入ってきました。
あと少しで到着です。
無事、成田空港に到着しました。
ビジネスクラスでしたので、相変わらずの疲れ知らずです。
バゲッジクレームにいた、アエロフロートロシア航空のスタッフに往路便の機内に落としたスマホについて相談した所、下記の紙を渡されました。
日本支社からはモスクワへの問い合わせ含め、何もしないとの事です。
自分で問い合わせして下さいと言われます。
もし、見つかっても日本支社では日本への発送はしないそうです。
モスクワまで取りに行く必要があるとの事です。
こちらの顛末については、別記事で紹介したいと思います。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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