成田空港第2ターミナルの様子を確認した後、第3ターミナルに移動します。
ちょうど第3ターミナルに向かう無料連絡バスが出発するところでしたが、健康志向の強い私はいつも徒歩です。
電車の到着時間帯ではないため連絡通路には、ほとんど人がいません。
真夏の時は、暑さに耐えて移動します。
歩くこと数分、第3ターミナルに到着です。
成田空港第3ターミナル
第2ターミナルとうって変わって人がいます。
なんだかうれしくなってしまいます。
いつもの光景です。
LCCの国際線は、このご時世は漏れなく全便欠航。
全便欠航ですが、春秋航空のカウンター前には渡航の案内が掲示してあります。
羽田空港とは異なり看板関係は撤去せず、そのまま残しています。
国内線の出発案内です。
欠航表示が無く、たくさんの出発便があり、うれしくなります。
LCC航空会社共同の垂れ幕です。
ANAとJALでも見たいですね。
いや、むしろ各空港ごと、就航している航空会社全て参加したバージョンが見たいです。
どうせだったら、垂れ幕の航空会社のロゴに各航空会社のCEOや社長の直筆のサインもお願いします。
JET STARのチェックインカウンターです。
人がいます。
これだけの人を見たのはコロナ騒動に入って初めてです。
PEACHのチェックインカウンターです。
こちらも人がたくさんいます。
私も自動チェックイン機でチェックインします。
この自動チェックイン機、手こずりました。
スマホの画面にQRコードを表示させて読み取り機にかざしますが何度やっても反応せず、結局万が一に備えて紙に印刷したQRコードをかざしたら反応しました。
やはり、いざというときは紙(アナログ)に限ります。
LCCは、沖縄に行くときにたまに使用していますが、その時はバニラエアーを使用しており、PEACHと統合となった今、PEACHを使用するのは今回が初めてです。
自動チェックイン機でチェックインが完了しましたが、バニラエアーではあった機内持ち込み手荷物の重量確認をしている様子が見受けられません。
近くにいたPEACHのスタッフに聞いたら、PEACHでは機内持ち込みの手荷物の重量チェックはしないとの事。
LCCではデフォルトだと思っていたので少々ビックリしました。
さずが日本。性善説に基づいた運用をしています。
フードコートエリアです。
こちらでコンビニで買った朝食を食べてセキュリティチェックに向かいます。
国際線のセキュリティチェックは全便欠航ですのでシャッターが下ろされています。
セキュリティチェック前に一人一人体温の測定があります。
体温の測定をクリアーし、セキュリティチェックを終えて制限エリア内に入ります。
MM567便の搭乗ゲート150Dはセキュリティチェックエリアのすぐ隣にありますが、折角なので離れている他のゲートに向かいます。
途中の通路から撮影。
ここは窓がないのできれいに撮影する事ができます。
LCCターミナルですので、もれなく小型機のオンパレード。
遠くにJALの大型機が見えます。
歩いて数分で、搭乗ゲートエリアに到着。
出発便がありますので、奥の方には人が大勢います。
ソーシャルディスタンスを意識してソファにテープでバツ印がしてあります。
守っている人もいれば守っていない人もいます。
守っていない人に対して中には文句を言う人もいるのでしょうが、私たちはロボットでは無く意思を持った人間ですので、守らない人がいても正直仕方がありません。
皆が皆、陸上自衛隊の特殊作戦群の様な徹底的な意識教育・訓練を受けた人ではありませんので、守らない人を想定したシステム作りがポイントになります。
空港としてはちゃんとコロナ対策をしていますよと言いたいところですが、本気でやるのであれば、是非心が癒される観葉植物でも置いて下さい。
え、ソファの上じゃ安定ないって?
じゃあご当地キャラのマスコットはどうでしょうか?
え、子どもが触ってコロナ感染のリスクがあるって?
それじゃあ、最終手段でテレビ番組のドッキリでよく使用している座ったら電流ビリビリはどうでしょうか?
これならだれも座りません。
え、普通に大問題になるって?
それじゃあ、LCCらしく工事現場とかで使用しいている三角コーンを3M製の両面テープで固定して下さい。
空港探索が終わったところで、ゲート150Dまで戻ります。
搭乗エリアであるゲート150エリアで待機している時に、先程訪れた離れにあるゲートの搭乗案内のアナウンスがスピーカー越しに流れてきて、その最中にゲート150Dの札幌行きの搭乗案内をゲートにいるスタッフが地声(そここそこ大きな声)で行うという何とも不思議な光景がありました。
これ、スピーカーからのアナウンスをカット(もしくは割り込み)する事ができないのでしょうか。
離れにあるゲートの搭乗案内は、このゲート150エリアには不要な情報です。
もし設備仕様上できないのであれば、せめてゲート150Dにいるスタッフには是非ハンディ拡声器を使用させて下さい。
マスクしているとはいえ、新型コロナの飛沫感染のリスクをより高める唾液が飛散しやすい大きな声を出すという行為は、感染防止をうたう会社として言っている事とやっている事が全くかみ合っていない様にも感じます。
まぁ、これくらいでは感染のリスクは変わらないとは思いますが。。。
もしかして、リスクは変わらないと判断してやっているのかもしれません。
もしそうでしたら大変失礼いたしました。
ちなみに搭乗直前の案内はマイクを使用していました。
やはり空港設備の仕様上の問題でしょうか。
搭乗(沖止めです)
今回は沖止めのため、飛行機までバスで移動ですが、後方座席から順に案内です。
スタッフは間隔を開けて並んでくださいとアナウンスしていますが、もれなく誰も守っていませんし、注意することもありません。
誰も守っていなく、本気で守らせるつもりがなければいっその事、アナウンスは止めてしまっても良いのではないでしょうか。
だって飛行機に搭乗すれば、一緒ですので(機内の換気という点では異なりますが)。
この辺は、もはややっていますよ(言っていますよ)アピールと化しています。
私は前方座席のため、一番最後のグループです。
バスはガラガラです。
沖止めエリアにやってきました。
誰も某国で発生した安全祈願のおまじないとしてエンジンにお賽銭を投げていないのを確認して機内に入ります。
機内に入って乗客が大勢いてビックリします。
まだこの時期は乗客が少ないと思っていたので、思っていたよりも乗客がいました。
ざっと見た感じでは搭乗率は8割くらいいっていたと思います
少しづつですが客足が戻ってきているように感じます。
うれしい事です。
私の座席は最前列窓側。
LCCでは基本、追加料金を払って足元が広い座席を選択します。
身長183cmの私としては、LCCの座席間隔は結構厳しいものがあります。
香港→ハノイのキャセイドラコン航空のシートピッチがLCCと近いのですが、このフライトが結構しんどく、このフライトをキッカケにプライベートでLCCを使うときは足元の広いシートをなるべく使うようになりました。
今回は隣もその隣も乗客はいません。
やはりLCCを利用する客層はコスト最優先のためか、足元が広い座席は空いている傾向があります。
向こう側の最前列シートも真ん中の座席は空席でした。
隣に乗客がいるのといないのでは快適性に雲泥の差があります。
今回は隣に乗客はいません。ラッキー。
新型コロナウィルスの感染防止のため、CAさんもマスク着用です。
てっきりPeachなだけにピンク色のマスクを期待していましたが普通の一般的な不織布マスクでした。
時間になり出発します。
滑走路に向け誘導路を移動中、窓から外を見るとANAの飛行機が多数駐機していました。おそらく欠航による影響でしょう。
ラニ氏もいました。
いつもでしたら、成田空港の朝の時間帯は出発便が重なるため、離陸の順番待ちで結構な時間待ちますが、欠航オンパレードの現在では順番待ちゼロで速攻離陸します。
上昇中、成田空港を上空から撮影しました。
貨物便がたくさん見えます。
ポーラエアカーゴの黄色が目立ちます。
よく見るとターミナル搭乗ゲートにANA Cargoが接続している様に見えます。
普通はカーゴ便は沖止めのイメージがありますので、このご時世ならではの光景です。
上昇中はそこそこ揺れました。
どうも小型機の揺れは好きになれません。
しばらくシートベルト着用のサインが点灯したままで、雲の上に出てようやくシートベルト着用のサインが消えました。
新型コロナウィルス感染防止のため、機内サービスは一切ありませんのでCAさんも何だか少し退屈なような気がしてなりません。
その分、本来の役割である保安業務に専念していることでしょう。
同日発売のキングダム58巻(電子書籍版)を読んでいたらあっという間に新千歳空港に到着です。
私が新千歳空港に最後に来たのは2013年です。
まだANAがB747-400を飛ばしていた時代です。
約7年ぶりの新千歳空港はどうなっているでしょうか。
次は新千歳空港探索です。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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