ローマの有名観光スポットと言えばコロッセオ。
世間的には、レスピーギ:ローマ三部作のローマの松やローマの噴水よりも有名です。
(だだし、トレヴィの噴水を除く)
最近では、映画「テルマエロマエⅡ」でも出てきましたので、日本人の認知度は相当高いです。
ちょうど、ジャニコロの丘(松)とホテルの間にありますので、ホテルに戻るがてら寄ってみる事にします。
そして、やって来ましたコロッセオ。
もの凄い観光客です。
さっきは、ホテルに戻るがてらに寄ってみるとは言いましたが、日本出発前に事前にネットで調べてみると、中に入るには予約しないと超並ぶとの情報でしたので、ちゃんとネットで時間指定で予約済です。
辺りには、帽子を売っている人や、水(ペットボトル)を売っている人がいますが、怪しそうなので誰も買う人はいません。(この販売行為が、禁止事項なのかは分かりません)
ペットボトルの水ですが、流石に水道水を入れて売っている訳ではなく、市販品を売っています。
後でスーパーで価格を調べたら、ざっくりスーパーの購入価格の倍の価格で売っていました。
まぁ、スーパーで売っていた種類の中でも一番安い水をコロッセオで転売していましたが。
転売側も調達価格の低減に努めているのでしょう。
しかし、あんな押し売りみたいな売り方では買う人は皆無です。
転売価格自体の設定の問題ではありません。
ちゃんと売りたいのであれば、もっと販売戦略を練らないといけません。
まぁ、水を売りたいのであれば、水だけ売っているようではダメですよ・・・
この右側のテントがコロッセオの入り口になります。
ここで、チケットが指定した時間帯であるかを係員がチェックをしています。
指定した時間よりも早すぎると中に入れてくれません。
チケットはコロッセオから少し離れた所にあるカウンターで引き換え購入します。
Googleで調べればすぐ出てきます。
コロッセオの内部でも引き換え購入できますが、外のカウンターの方が空いています。
入場時間まで少し時間がありますので、周りを散策します。
こちらは、コンスタンティヌスの凱旋門。
折角なので、門の正面まで移動します。
観光客でにぎわっていますので、スリには十分注意します。
門の正面です。
門には柵がありますので、直接触れる事はできません。
凱旋門とコロッセオのコラボショット。
やはり、コロッセオの方が人気があるのがこの写真からも分かります。
この凱旋門は他の国では主役級ですが、ここローマの、しかもコロッセオの前では脇役になってしまっています。
凱旋門の前は、この様な通りとなっています。
両脇には「松」です。
レスピーギ:ローマの松の聖地巡礼中ですので、「松」が異様に気になります。
フェンスに沿って並んでいるこの行列、当日券の行列です。
奥に白いテントが見えますが、実際の行列はテントの先のコロッセオ入り口から続いています。
いったい中に入るには何時間並ぶのでしょうか。
てか、この人たちは、なぜ予約しないでしょうか・・・
今はスマホで何でも調べられる時代です。
事前に調べればこういった情報は手に入るのに、こういった情報を入手しないで予約しないでこの超行列に並ぶのが理解できません。
というより、熱中症の方がヤバいですが。。。
遠目にコロッセオの全景を撮影します。
行列の長さにも目がいってしまいますが、写真右端の部分は修復部分です。
明らかに構造物の様相が異なります。
この修復は、当時の建物の状態を再現したものなのでしょうか。。。
明らかに新品感があるので気になってしまいます。
この修復部分を近くで撮影しました。
修復部分と従来部分のギャップがすごいです。
この修復部分が、2000年経過すると「従来部分」になるのでしょうか。
確かめようにも、そんなに長く生きられません。
コロッセオの裏側に来ました。
壁に十字架が刻まれています。
ここに来る観光客は少数です。
私はこういった、ささやかな発見をするのが好きです。
何となく、土を撮りました。
何となくですので、理由はありません。
さすがに観光名所ですので、ゴミは散乱していません。
時間になりましたので、白いテントのスタッフにチケットを見せて、コロッセオの中に入ります。
この右側に並んでいるのが当日券の列で、左側の空いている通路は予約チケットの方のみが通れます。
コロッセオの中に入りました。
どんどん進みます。
途中、セキュリティチェックがあります。
そして、この先の自動化ゲートでチケットをかざして内部に入ります。
いきなり階段です。
結構急です。
足を踏み外して怪我をしたら、いきなり退場です。
階段を上った先は、外周エリアです。
こういった解説図が壁に貼ってあります。
めんどくさいので軽くだけ読みます。
コロッセオから見た外の景色です。
当時のコロッセオを再現した模型もありました。
テルマエロマエⅡでみた光景と同じです。
ここら辺は出土品の展示エリア。
外周部がずっと続いています。
さすがに天井は金属で補強しています。
崩落したら歴史的大惨事です。
補強(修復)作業中でしょうか?
金属のフレームが見えます。
ローマで偉かった人の像です。
このあたりは像関係の展示エリアです。
当時のコロッセオの様子を描いたイラストがありました。
観客席で料理(調理)をしている人がいます。
どうやらコロッセオの観客席は思ったよりも無法地帯の様です。。。
闘技場内部に入ります。
こう見ると至る所で修復作業中なのが分かります、
闘技場の半分は修復済エリアなのか、立ち入り可です。
近くでじっくり見てみます。
至る所に開いている穴は何なのでしょうか。
こういった角度の写真を撮っているのは辺りを見回しても私一人だけです。
鳥類がいましたので、何となく撮影。
少し斜めからの撮影。
この場所から外を撮影。
案外、この「窓」の方が2000年の歴史を感じます。
真横から撮影。
コロッセオの「外周に出っ張った所」から外の景色を観る事ができます。
このエリアにはお土産屋さんもあります。
相変わらず当日券の行列が続いています。
1階に降ります。
1階の闘技場エリアです。
1階部分から見上げるとこんな感じです。
中心部です。
こうして見ると、今立っているさらに下まで遺跡部分があるという事が分かります。
作業中ですが、発掘中なのか修復中なのかは不明です。
出口に向かって進みます。
出口前にやってきました。
この写真は修復前のコロッセオの時のでしょうか。
昔(数十年前)のコロッセオの写真が何枚か展示してあります。
来た方向に向かって撮影しました。
この写真のすぐ左側が出口です。
コロッセオから出てきました。
ちゃんと出口にはゲートがありますので、チケットを持たないで逆から入る事はできません。
最後にコロッセオの裏側を撮影。
コロッセオで水を売っている(転売)人も写っていました。
他の方のブログの様な解説は一切ありません。
当ブログは雰囲気重視型です。
気になる方は、自分で調べて下さいね(はあと)。
本日の観光はここまで。
明日は、カラカラ浴場に行って、アッピア街道の松とカタコンベ付近の松を見に行きます。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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