今年の年末はウィーンで過ごす事にしました。
目的は、念願のウィーンフィルハーモニー管弦楽団のコンサート鑑賞です。
そうです、NHKで毎年1月1日に生放送している「アレ」です。
と、言いましたが、実際に鑑賞したのは12月31日のジルベスターコンサートの方です。
こちらについては、別記事にてご紹介します。
行程① 移動 成田→モスクワ ※今ココ
行程② 移動 モスクワ→ウィーン
行程③ 滞在 ウィーン
行程④ 移動 ウィーン→モスクワ
行程⑤ 移動 モスクワ→ウィーン
まずは、ウィーンまでのフライトのご紹介です。
今回はアエロフロートロシア航空を使用しました。
モスクワ・シェレメチェボ空港経由ウィーン空港行きです。
ビジネスクラスで往復:223,100円です。
楽天トラベルで購入しました。
年末の時期のビジネスクラスとしては相当安い部類に入っていると思います。
年末の成田空港の混雑状況(AM10時くらい)
年末は出国ラッシュで混雑するとテレビやネットのニュースで報道しておりました。
12月29日の第一ターミナルの出国者数(予測)は27,600人との事で、28日の29,000人、27日の28,200人に次いで第三位です。
実際の混雑状況は。。。。
AM10時ぐらいは、まったく混雑していません。
正直、拍子抜けしてしまいました。
スターアライアンスの南ウィング、スカイチームの北ウィング共にセキュリティーチェック前には、ほぼ行列がありません。
混雑は、やはりアジア便が集中する朝方と欧米向けの便が集中する夕方でしょうか。
ちなみにゴールデンウィークの羽田の早朝は超絶混雑していました。
アエロフロートロシア航空のチェックインカウンターはエコノミークラスは行列でしたが、ビジネスクラスは並んでも1~2グループでしたのでサクッとチェックイン完了です。
エコノミークラスのチェックイン(左奥)は相当混雑しています。
みなさん荷物を預けていますが、この中で何人ロストバゲージとなるか心配になります。
チェックイン時にアエロフロートのスタッフに機内持ち込みの手荷物について、聞きたいことがあったので聞いてみました。
と、いうのも今回はネットで悪評として相当数上がっているロストバゲージ対策として全ての荷物を機内手荷物として持ち込んでおり、ジルベスターコンサートに行くことからスーツが入ったガーメントバックも持ち込んでいます。
ここで疑問に思ったのは、リュックサック+ガーメントバックの2点で機内持ち込みの手荷物の上限数なのかホームページを見てもよく分かりません。
(ホームページではリュックサックなどの荷物の他に、下記の荷物を持ち込む事が出来ると書いてあり、その中にガーメントバックや花束など記載されていましたが、荷物の合計点数の記載はありません)
スタッフからはガーメントバックだったら、あと小さいバックとかだったらあと1点だけ持ち込む事が出来るとの事でした。
行きはリュック+ガーメントバックの2点だけでしたので心配はしていませんでしたが、帰りはお土産を買う事を想定してお土産用の袋を持ち込む事が出来るか確認したかったのです。
※こちらの顛末は、VIE→SVOのフライトレビューを参照ください。
出国しまして、デルタ航空ラウンジで一息です。
デルタ航空のラウンジは今回が初めてです。
なんと、ココアがあるではありませんかぁぁぁ!!!
コーヒーが飲めない私としては、ココアがあるかがラウンジでの評価のすべてです(笑)
ですので、デルタのラウンジはこれだけで100点満点です(笑)
ラウンジで遅い朝食を頂きます。
写真は撮っていませんが、食後にちゃんとココアを頂きました。
SU261便に搭乗
時間が来ましたので搭乗です。
本日搭乗の機材は、B777-300ERです。
シアトル・タコマ空港のANA便と同じく、チェックインカウンターのスタッフの方が搭乗ゲートに移動して対応にあたっていました。
ビジネスクラスは2-2-2のアブレストです。
座席はゴールデンウィークに搭乗したロイヤルヨルダン航空と同じメーカーです。
ビジネスクラスの搭乗率は7~8割くらいといった所でしょうか。
正直年末は満席と思っていたので空席があることに正直拍子抜けしました。私の隣の席も空席でした。
飛行機が滑走路に向けて移動します。
ここで事件が発生。。。
スマホを座席シートの隙間に落としてしまいました(;゚д゚)ェ..(;゚д゚)ェ..(;゚д゚)ェ..(;゚д゚)ェ..(;゚д゚)ェ..
しかも手が隙間に入りませーーーーーーん(TдT)(TдT)(TдT)(TдT(TдT))
離陸して安定飛行になりシートベルトサインが消えて、超全力でシートの下や後ろや横の隙間に手を入れてみますが、スマホが見えなくどこにあるのかもわかりません。。。。
男性CAさんに助けを求めて一緒に探すも見つかりません。。。。
一気にテンションが奈落の底に落ちるくらいに下がります。
男性CAさんは今は飛行中だからできないけど、モスクワの空港についたらしっかり探すような事を英語で言ってくれました(多分、そう言ってくれていたはず。。。。)
機内食の時間となりましたが、全く食欲がありません。
でもラウンジでは軽食+オレンジジュース+ココア+お菓子しか食べでないので、ここで食べておかないとウィーンまでの体力に影響がでる可能性があります。
前菜です。
サラダかスープのどちらかの選択でサラダにしました。
メインは肉料理を選択です。
デザートはアイスクリームです。
「てぃーうぃずれもん」と言ったら、レモンが入った緑茶が提供されました。。。
本来だったら美味しいんでしょうけど、満腹の状態でさらに食べてる感覚です。
(ショックのためメニューの写真もありません)
一人で緊急対策会議
食事が終了したら、本来でしたら映画などを見てまったりしてビジネスクラスを堪能するのですが、万が一モスクワの空港に着いてスマホを探しても見つからなかった場合、どうするかを考える必要があります。
幸い、10インチタブレット(HUAWEI MediaPad M5 Lite / WiFiモデル) を1台持っていましたので、これが命綱です。(よかった、タブレットを持ってて。。。)
ホテルへの行き方、現地での予定と訪問場所の地図や行き方も全てスマホに入れていたため、なんとなくしか覚えていません。ゼロからやり直しです。
不幸中の幸いか飛行時間は10時間ありますので、対応策を講じるには十分時間がありました。
で、考えたその対応策は
①ウィーンの空港の無料WiFiでホテルへの行き方を調べる(シェレメチェボ空港のWiFiはロシアの携帯を持っていないとショートメールが受信できなく接続できないのは事前調査で把握済)
↓
②ホテルに到着したらホテルの無料WiFiで、行動内容を調べ直す。
↓
③ホテルの無料WiFiでウィーンでスマホを購入するにはどこの店舗が良いか調べる。
↓
④現地のスマホを購入して、旅行を継続する(ウィーンでSIMを買うかは状況に応じて判断)
※いざとなったら日本人観光客に助けを求める(笑)
SIMを買うのかを状況に応じて判断にした理由は、
1. スターバックスでは無料でWiFiに接続できる(あってよかった世界のスタバ)
2. ダイナースクラブカードのオプションで発行したトラストクラブのmastercardに付帯している「Boingo WiFi」が使える(ありがとう。ダイナース)
3. 過去、海外旅行で街中で移動中にスマホを使用したが、その使用内容は、Google Mapが主であり、Google MapとMaps Meの2つの地図アプリで地図をダウンロードしてGPSで自分の位置が分かれば何とかなりそうである(現実的な使用用途を考えた)
4. 現地でスマホを購入するので、これ以上なるべくお金を掛けたくない(金欠状態)
5. スマホを地図とカメラ以外の用途で使用しないで旅行してみたらどうかと考えてみた(前向きな考え)
6. ウィーンはイタリア・ローマより治安は良いので(意味不明)
です。
そうこう考えているうちに、二回目の機内食の時間になりました。
スマホを無くして数時間が経過しているので、心の動揺はある程度収まり、食欲も少しだけ回復しました。
そして、シエレメチェボ空港に到着です。
到着後、バスでターミナルに移動となりますが、バスが到着しドアが開くまでの間、後ろの席に座っていたお子様連れの日本人夫妻も一緒になってスマホを探してくれました。(CAの方へ英語での通訳もして頂きました。本当にありがとうございました。本当に感謝です。)
スマホを探している姿を見た超美人なロシア人CAさん3名も加わり、シート周りを大捜索です。
超絶美人CAさんがパワフルに座席のシートを剥がせるだけ剥がし、座席の下に制服の汚れを気にせず超全力で顔を入れて探す様に日本の航空会社には無いロシアンパワーを感じました。
結局スマホは見つかりませんでしたが、皆さんの協力にひたすら感謝です。
CAさんより、もしスマホが見つかったら連絡しておくので、インフォメーションカウンターに問い合わせに行くようにとの事で、飛行機を降りました。
ビジネスクラスは専用バスで先にターミナルビルに移動です。
パスポートコントロールは2ケ所、セキュリティチェックは3ケ所で運用していました。
心配していた乗り継ぎのパスポートコントロールとセキュリティチェックは、ビジネスクラスの乗客だけバスで先行でターミナルに移動しており、また他便の乗客もほぼ居なく、待ち時間ほぼゼロで通過できました。
(エコノミークラスは乗客数が数百人になりますので、それなりに混雑したのではと思います)
次は、モスクワからウィーンへの移動です。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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