今回は初めてのアメリカです。
今まで東南アジア専門で旅行していましたが、いよいよアメリカ大陸に向かいます。
最終目的地はシアトル。
目的は、以下の通りです。
<メイン>
・ボーイング(エバレット)工場見学
・Museum of Fright(航空博物館)訪問
<サブ>
・amazon go体験
・スターバックス1号店で限定グッズ購入
こちらについては別記事で紹介したいと思います。
行程① 移動 成田→サンフランシスコ ※今ココ
行程② 移動 サンフランシスコ→シアトル
行程③ 滞在 シアトル
行程④ 移動 シアトル→成田
初アメリカ旅行でいきなり「SSSS」に見事当選!!
まずはシアトルまでの移動です。
ゴールデンウィークに大韓航空でマレーシアまで行き、そこから海外発券で東京ストップオーバーのシアトルまでのビジネスクラスを購入し、ファーストクラスにアップグレードしました。
ファーストクラスに搭乗するため、行きはサンフランシスコ経由です。
そして、ファーストクラスは今回が初めてです。
成田空港でファーストクラスお決まりのZカウンターでチェックインです。
あえてエコノミークラスのカウンターチェックインしようか一瞬だけ考えましたが、やめることにしました。
チェックイン時にESTAの確認と、宿泊先のホテル名を聞かれました。
そして、発券していただいたチケットがこちら。
いきなりSSSSに当選しました。
決して貴方はブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(Staphylococcal Scalded Skin Syndrome)ですと言っている訳ではありません。
二次的セキュリティー検査選出(Secondary Security Screening Selection)の方です。
早い話、登場前にもう一回セキュリティチェックするよ、という訳です。
SSSSはどういった方が選ばれるかネットに情報が出ています。
単にアトランダムで選ばれたのか、要注意人物と同姓同名なのか、ベトナムの出入国を頻繁に繰り返しているのが理由なのか色々頭をよぎります。
サクッとセキュリティチェックを終わらせ、第5サテライトのANA SUITE LOUNGEに行きます。
同ラウンジのレビューはGoogleで検索すると、たくさん出てきますのでそちらを参照してください(笑)
ラウンジでは窓からA380(フライング・ホヌ)2号機のカイ氏が遠くに見えるとスタッフの方が教えてくれましたので、記念に撮影します。
HUAWEI P30の光学5倍ズームでも撮影をします。
5倍ズームは手で持った状態で撮影をすると手ブレがひどくまともに撮れません。
ですので、窓にスマホを押し付けて完全固定をして撮影しました。
ラウンジで通常のANAラウンジでは食べる事ができない海鮮丼とハンバーガーを頂いて、シャワーを浴びましたら、そそくさと退散します。
搭乗時間まで成田空港をウロウロします。
ラウンジで、じっと待つよりも空港を散策する方が、旅の気分が高揚します。
地下通路を歩いて第4サテライトに向かいます。
このトンネルの歩行は私の成田空港でのルーティーンと化しています。
食後の運動にも丁度よいです。
第4サテライトに到着しました。
ちょうどA380(フライング・ホヌ)1号機のラニ氏が到着していました。
カイ氏と同じく光学5倍ズームで撮影します。
地上係員(警備員)が、「カメが来たぞ」と同僚と話しています。
ANAのA380の事を成田空港関係者の間では、通称「カメ」と言っているのでしょうか。
それとも、この警備員だけが言っているのでしょうか?
第4サテライトを歩きます。
空港では様々な人が行き交います。
この人は、仕事なのか、旅行なのか、帰省なのか、一人で勝手に思いをめぐらせます。
出発ロビーのこの雰囲気、たまりません。
既に搭乗開始しているゲートの椅子に座って最後の乗客が搭乗するまで見届けたりします。
搭乗者が全員現れなくゲートクローズができないため、スタッフが何度も呼び出したり、周囲を走って確認したりしています。
搭乗ゲートで座っていると100%声を掛けられます。
空港内をぐるぐるした所で、搭乗開始時間が近づいたので搭乗ゲートに向かいます。
既にゲート前は行列が出来ています。
ファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラスの3クラスとも並んでいます。
ファーストクラスのレーンには、ざっと見て10人くらい並んでいました。
搭乗開始がさらに延びる事がアナウンスされますが、ほとんどの方がファーストクラスのレーンから動きません。
10人しか並んでいないので、一旦レーンから離れて椅子に座って待ち、搭乗開始時間に並び直せば良いと思うのですが、そのまま立ち続けています。
並び直した時、一番最後になったとしても10人目ですよ?
これからサンフランシスコまでの長時間のフライトを控えている中、みなさんドMっぷりを発揮しています。
搭乗時間変更がアナウンスされましたので、再び空港内をぐるぐるしてNH180便メキシコ行きの搭乗を見届けます。
再び搭乗開始時間になり、搭乗開始となりました。
今回はファーストクラスのため、お手伝いが必要な方の次に登場出来ますが、「SSSS」のため優先搭乗は意味をなしていません(笑)
ビジネスクラスが搭乗開始になったところで、ファーストクラスのレーンから入ります。
ビジネスクラスの搭乗を一旦止めて、優先で入れてくれます。
この方法だと、ゲート前に並ばないで搭乗できるので便利です。
ちなみに私と同じ考えの人が数人いました。
ゲートのスタッフに「ピッ」としてもらうため、搭乗券を渡します。
チケットを確認した瞬間、「○○でーす」とSSSSを暗示する一言を発します。
ゲートでは「通常の確認音とは違う音」が鳴ります。
担当スタッフがやってきて、パーテーションで囲われた空間に連れていかれます。
そこには椅子が2個あり、SSSS対象の乗客が2人分同時に検査できるようになっていました。
担当スタッフに促され、椅子に座ります。
搭乗券とパスポートの確認をします。
氏名と何処に何日間行くのか、何処に宿泊するのかを聞かれ、もう一度手荷物と身体チェックを行う事を告げます。
手荷物を机の上に置いて、スタッフが入念にチェックします。
靴を脱いで、靴の中にテープを貼って、あやしい粉がついていないか専用機器に入れて検査します。
同様に着ている洋服と手荷物の中にもテープを貼って検査します。
隣で検査している方は、制限エリアで購入した機内に持ち込むペットボトルの中身も検査しています。
3~5分くらい検査をして、問題ないのを確認できましたら開放されます。
私のSSSSが終了した段階で、次のSSSS対象の人が立って待っていました。
開放された時には既にエコノミークラスの搭乗が開始されていました。
幸いボーディングブリッジまで行列は伸びでいませんでしたので、ファーストクラス用のボーディングブリッジから搭乗します。
ANAファーストクラスに搭乗
ファーストクラスの座席です。
散々、他の方のブログで紹介されていますので、細かいことはあえて言いません。
一言だけ。
空飛ぶ漫画喫茶です。
今回は、8席中たしか6席埋まっていたと思います。
HUAWEI P30の広角モードで撮影しました。
CAの方が、スリッパと機内着とカーディガンを目の前で袋から出して並べてくれます。
大変恐縮です。
左斜め前の座席が立ち入り禁止になっていました。
理由は聞きませんでしたので不明ですが、座席が故障しているか、勝手に入らない様にするためと思われます。
他の方のブログのレビューの通り、窓が遠いです。
捉えようによっては、かなり閉塞感がある座席構造です。
ただし、座席幅はとても広いですので、圧迫感はありません。
シートベルトを着用した状態で身を乗り出して何とか窓の景色を見ることができます。
この体制は非常にキツく、離陸の瞬間の景色を窓から見るのはとても無理です。
この体制で万が一、RTO(Rejected Take-Off)となったら怪我をするかもしれません。
飛行機好きの私としては、離陸の瞬間の外の景色を見ることができす残念です。。。
あらためて見ると前後間隔と座席幅がかなりあるのが分かります。
シートベルト着用サインが消え、早速機内食の時間です。
ファーストクラスという事で、調子にのってシャンパンを飲みます。
ただし、お酒が非常に弱い私は半分程度だけ注いでもらいます。
CAさんは、最初、「え?、これだけでいいのですか?」とおっしゃいましがたが、お酒が非常に弱いことをお伝えすると、次からは限定の炭酸りんごジュースを薦めてくださいました。
(アルコール摂取はこれだけですが、機内食が終わるまで顔が赤い状態でした)
アミューズです。
コップに入っている「棒のやつ」が、おいしかったです。
前菜です。
写真に写っている黄色い飲み物が限定の炭酸りんごジュースです。
サラダです。
ドレッシングがおいしかったです。
スープです。
メインです。
ステーキです。
デザートのケーキとアイスです。
限定の炭酸りんごジュースです。
市場価格で1本1,000円くらいするそうです。
機内で、4本空けました。
離陸後、約3時間後に機内食が終了しました。
正直、長かったです。
寝ないでファーストクラスのサービスを堪能したい方は気にならないかとは思います。(たぶん)
サンフランシスコには、時差の関係上、前日の午前中に到着しますので、時差対策のため食事が終わったところで、さっさと就寝します。
現在の時間は、サンフランシスコ現地時間で午前4時40分を過ぎています。
早く寝ないと、とんでもないことになってしまいます。
CAさんが軽食を薦めてくださいましたが丁重にお断りし、ここは睡眠を選択します。
再びHUAWEI P30の広角モードで撮影しました。
4時間程、睡眠をとりました。
起床し、朝食を頂きます。
ご飯を白米から丼ものに変更して頂きました。
デザートを頂きます。
ここでも炭酸りんごジュースを頂きます。
おそらく今回のフライトでは私しか頼んでいない様子でしたので、遠慮なく空けていきます。
朝食後、程なくしてサンフランシスコ空港に到着しました。
ここは滑走路同士が中央で交差する、一歩間違えれば交差点で航空機が衝突してしまう、私にとっては、なかなかクレイジーな空港です。
でも色々な風向きに対応できるメリットがあります。
搭乗ゲートに到着しましたら、Bコンパートメントのドアから最優先で降機します。
降機しましたら、案内に従って入国審査に向かいます。
初めてのアメリカでの入国審査ですが、ベトナムのVISAが複数枚パスポートに貼ってあることや、ベトナムに頻繁に出入国している事については聞かれず、ごく一般的な質問だけでした。
聞かれた内容は、
・入国目的(→さいとーしん)
・滞在期間(→すりーでいず)
・目的地(→すぃあろー)
・所持金(→わんはんどれっどだらーず)
・クレジットカードは持っているか(いえす。あいはぶめにーくれじっとかーど)
で、パスポートにスタンプを押してもらえました。
祝!? 人生初ロストバゲージ(at ファーストクラス)
入国審査が終わりましたら、バゲッジクレームで一旦スーツケースをピックアップします。
本来でしたらファーストクラスのプライオリティタグが付いているので一番最初の方に出てくるのですが、一向に出てくる気配がありません。
まぁ、そんなことは海外ではあることだし、と思い出てくるまで待ちます。
エコノミークラスの荷物が全てターンテーブルから出てきました。
そこからしばらくたっても私のスーツケースが出てきません。
ここで確信します。ロストバゲージと。。。
しかし私は、万が一に備え、1日分の着替えと歯ブラシなどのアメニティーは機内に持ち込んでいます。
元々スーツケースはスターバックスのお土産用として持ってきており、スーツケースには1日分の着替えしか入っていません。
ファーストクラスで貰った室内着もホテルの室内着替わりになるので、2泊4日の短期滞在は何とかなりますが、一応スーツケースは何とかしないといけません。
近くにアジア系女性の空港スタッフがいましたので、助けを求めます。
私「えくすきゅーずみー。どぅーゆーすぴーく じゃぱにーず?」
スタッフ「すこしだけ(日本語)」
私「おーけー。まいすーつけーす でぃどぅんとぅ かむあうといえっと。くっじゅーちぇっくいと?」
といい、荷物タグが貼ってある搭乗券を渡します。
スタッフはターンテーブルに本当にないか確認します。
無いのを確認すると、「ここでまっててください」と日本語で言いい、ANAのカウンターに向かいます。
10分くらいたってやってきました。
なんと、私のスーツケースは他の乗客が間違えて持っていってしまったとの事。
そして、その乗客は外のロビーで待っているとの事です。
スタッフがターンテーブルに再度向かい、とあるスーツケースをピックアップします。
そうです。
私のスーツケースと同じサイズ・ブランド・色のスーツケースです。
私がターンテーブルで必死になってスーツケースを探しているとき、同じスーツケースがあるなー、とは思ってはいましたが、まさかです。
スタッフが、そのスーツケースを持って、私について下さいというので後ろをついて行きます。。。。
そのまま外のロビーに出てしましました。
つまりですね・・・
税関を通っていません。
特例なのか何か特別な手配をしたのか不明ですが、カウンターにいる税関スタッフに通路越しに何か話して、税関カウンターの横の扉から出てしまいました。
ですので、手元には税関申告書があります。
アメリカ国内線の乗り継ぎ用の荷物預けカウンターの近くで日本人親子3名が待っていました。
ここで私のスーツケースとめでたくご対面をはたします。
向こうはひたすら平謝りです。
スーツケースには乗り継ぎ用のタグが貼ってありましたので日本人親子3名は、乗り継ぎ時間に間に合うのか非常に心配していましがた、元々乗り継ぎ時間は3時間ありますし、まだ2時間もありますので全く問題ありません。
元々、ロストバゲージしてもいいやと思っていた私としては、「全然大丈夫ですよ」とお伝えし、その親子とはここでお別れします。
そして、再びスーツケースを預け、シアトルに向け移動します。
下記写真がその時の私のスーツケースです(シアトルのホテルで撮影しました)
一応、区別がしやすい様、市販のぐでたまのステッカーとミシンで自作したぐでたまの紐を巻いたのですが、効果はありませんでした(笑)
エバー航空の機内で購入したぐでたまのスーツケースベルトを装着しなかったのが敗因でしょう(笑)
ご覧いただき、ありがとうございました。
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