ボーイング・エバレットに続いて、今回の旅行のメインイベントである航空博物館「THE MUSEUM OF FLIGHT」に行きます。
行程① 移動 成田→サンフランシスコ
行程② 移動 サンフランシスコ→シアトル
行程③ 滞在 シアトル ※今ココ
行程④ 移動 シアトル→成田
場所は、シアトルダウンタウンの南側でシアトル・タコマ空港との中間あたりにあります。
ダウンタウンからはバス(124番)に乗って、「East Marginal Way S & S 96th Pl」で降りて徒歩すぐです。
外にも飛行機があります。
さすがアメリカ。
記念写真も心技一体のナイスセンスです(笑)
ボーイングフィールドの敷地内にありますので、隣には滑走路があります。
中に入り、チケットを買います。
そこそこの行列です。
チケットを購入し、さっそく中に入ります。
「THE MUSEUM OF FLIGHT」は大きく分けて5つのエリアに分かれています。
①GREAT GALLERY(昔の航空機の展示)
②RED BARN(ボーイング操業開始当時の工場を再現)
③PERSONAL COURAGE WING(第一次、第二次世界大戦の飛行機の展示)
④SPACE GALLERY(宇宙関連の展示)
⑤AVIATION PAVILION(現代の航空機の展示)
順を追って見ていきます。
GERAT GALLERY
まずは、GERAT GALLERYです。
入った瞬間、目の前にとてつもない量の航空機が現れます。
これ、全部ホンモノです。
さすがアメリカ。
規模が違いすぎます。
ブラックバード(M-21)があります。
最高速度マッハ3の有人ジェット機では世界最速です。
マッハ3とは、秒速1,020m(約1km)です。
想像がつかない速さです。
ブラックバードのエンジンも展示してあります。
昔の旅客機や戦闘機が所狭しと展示してあります。
戦闘機のコックピットに座りたかったのですが、子ども優先で諦めます。
B737のビジネスクラスです。
座る事ができますので、ここで休憩も可能です。
コックピットもバッチリ見えます。
管制塔をイメージしたエリアです。
ここから実際の滑走路を見る事ができます。
RED BARN
続いて、RED BARNです。
ボーイング操業当時の工場です。
ここからボーイング社の航空機の歴史がスタートしました。
PERSONAL COURAGE WING
続いて、PERSONAL COURAGE WINGです。
1階は、日本のゼロ戦や空母艦載機など第二次世界大戦で使用された飛行機が展示してあります。
2階は、第一次世界大戦で使用された飛行機です。
ここら辺は守備範囲外のため、全く分かりません。
SPACE GALLERY
道路をまたぐ連絡通路を渡り、SPACE GALLERYに向かいます。
一旦外に出ていますので、SPACE GALLERYの入り口からあらためて入ります。
スペースシャトルの実寸大模型です。
模型のため、雰囲気はイマイチです。
ロシアの宇宙船ソユーズです。
こちらは本物です。
やはり、本物は違います。
中を見ると2人乗りのソユーズです。
この外装が、大気圏を突入した時の衝撃を物語っています。
宇宙服やエンジンも展示してあります。
スペースシャトルの貨物室の中に入ることができます。
さすが、スペースシャトルです。
かなり広いです。
上を見上げると何かの部品が宙吊りされています。
おそらく、スペースシャトルの貨物室から宇宙空間に取り出したらこう見えるといったイメージと思われます。
AVIATION PAVILION
最後の展示エリア「AVIATION PAVILION」に向かいます。
これはスゴイです。
ぎゅうぎゅう詰めで、航空機が展示してあります。
日本では考えられないスケールです。
テンションMAXです。
ブリティッシュエアウェイズのコンコルドです。
中に入る事ができますので、並びます。
もちろん無料です。
順番が来ましたので、中に入ります。
人数制限していますので、一度に中に入る人数は少ないです。
コンコルドのコックピットです。
逆光で上手く撮れませんでした。
客室です。
やはり狭いです。
これでもファーストクラスより運賃が高かったのですから、ビックリです。
まさに時間をお金で買っている典型でしょう。
座席はアクリル板でカバーされており、触ることはできません。
座席間隔はプレミアムエコノミークラス相当といった感じです。
コンコルドのトイレです。
蛇口がなんとなく、当時の最先端をイメージするようなデザインです。
ベビーベッドもあります。
実際に使った方はいたのでしょうか。
Bコンパートメントは、入る事ができませんので、写真のみ撮ります。
コンコルドのエンジンです。
もちろんピュアージェットエンジンです。
タイヤです。
続いて、エアフォースワンです。
こんなのを展示してしまうのも、さすがアメリカです。
日本でいうなら政府専用機を展示している様なものです。
こちらも中に入る事ができます。
もちろん無料です。
さすが、エアフォースワン。
空飛ぶホワイトハウスと言われるだけあって、色々な機器が搭載されています。
コックピットです。
現代の航空機は2人で運航できますが、この当時は、おそらく機長、副操縦士、航空機関士、航空通信士、航空士の5名体制だったはずです。
この狭いスペースにおじさん5名が居たとは、なかなか大変な職場環境です。
随行員用のトイレです。
元祖ドリンクバーです。
随行員用の座席です。
前後間隔は思ったより狭いです。
非常口の上にも何やらスイッチ類があります。
先に進みます。
おそらく大統領用のトイレです。
さすが、大統領用は随行員用のトイレとは一味ちがいます。
ここで歴代の大統領が用を足していたのかと思うと、急にアメリカが近く感じます(笑)
お仕事部屋です。
先に進みます。
大統領のお仕事部屋です。
機体後部は随行員用のスペースです。
向かい合って仕事が出来る様になっています。
食事も対面で採ることが出来ます。
座席間隔はLCC並みです。
さすがにこれは狭すぎです。
実際にこうだったかは不明です。
このエアフォースワンを使用した大統領です。
機体最後部エリアです。
折り畳みベッドもあります。
キッチンもあります。
トイレもあります。
機体最後部から前方に向かって撮るとこんな感じです。
機体後方部から外にでます。
エンジンです。
タイヤです。
つづいて、B727です。
中に入ります。
座席は3-3のアブレストです。
座席の前後間隔は、エアフォースワンより広いです(笑)
コックピットです。
トイレです。
機内用の内線電話です。
歴史を感じます。
続いて、貨物便の断面図です。
実際の小型貨物の搭載イメージを見る事ができます。
貨物便の内部です。
この職業の能力にはテトリスが要求されます(笑)
続いて、B787(ドリームライナー)のテスト機です。
エンジンを間近で見る事はできます。
中々の迫力です。
中にも入れます。
前方はビジネスクラスです。
普段乗っている身としては特段なにも感じませんが、飛行機に乗る機会がない人にとってはうれしい事と思います。
コックピットです。
後方部に移動します。
機体後部は座席がなく、広い空間があります。
ここに色々な計測機器があったのでしょうか。
続きまして、B747の初期型です。
中に入ります。
2階には上がれません。
天井がむき出しで、当時使用していたと思われる計器があります。
何か問題が発生したのでしょうか。。。
機体最後部は、空中給油の操縦装置がありました。
うつ伏せで操作するみたいです。
ターボファンエンジンです。
この当時のバイパス比はいくつだったのでしょうか。
こんなアングルの写真もココでは簡単に撮ることができます。
戦闘機も展示しています。
ナイスポーズ!!
最後にB29です。
映画などの映像では何度も見ていますが、実物は初めてです。
初めて与圧装置が導入され、機内環境は快適だったと言われています。
特徴のあるコックピットデザインです。
爆撃機ですので、地上を見やすい様にしています。
B29の照準器も展示してあり、のぞいていたら、ご年配の係の方が解説してくれました。
多分、実際に乗務されていた方と思われます。
しかし、聞き取れて理解できたのは1/4程度でした。。。。残念。
この「THE MUSEUM OF FLIGHT」は飛行機好きにはもってこいの場所です。
英語が得意な方は1日中楽しめると思います。
これで、シアトル滞在は終了で明日、日本に帰国します。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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