スイスインターナショナルエアラインズ LX1325便(DME→ZRH) ビジネスクラス搭乗記 Flight Review [2020年1月31日]

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空港探索が終わりましたので、出国します。

帰国便はチューリッヒ経由で、スイスインターナショナルエアラインズです。


行程① 移動 羽田→ウィーン
行程② 移動 ウィーン→モスクワ
行程③ 滞在 モスクワ
行程④ 移動 モスクワ→チューリッヒ ※今ココ
行程⑤ 移動 チューリッヒ→成田

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出国ゲート~制限エリア内探索

二階の出発ロビーの入口に向かいます。
入口はエコノミークラス(一般客)とは別にビジネスクラス客専用の入口があります。

緑色のカーペットが敷いてあるのがビジネスクラス専用です。
エコノミークラスの上級会員が使用できるかは不明です。

特に混んでいる感じではなかったので、一般レーンの係員にパスポートと搭乗券を見せます。

係員はアジア系でした。
日本人と分かったところで、「おー、にほんじんねー、こんにちはー」と満面の笑みを浮かべて話しかけてきました。

こういうことがあると一発でその国の事が好きになってしまいます。(単純)
一人旅では、こういうささやかな事が非常に嬉しいです

ビジネスクラスのチケットを見てビジネスクラスの入口から入るように促してくれましたので、ビジネスクラスの入口から入ります。

入って納得です。

一般レーンは左右の入口から入ってきた乗客が中央で合流する構造です。
合流した先のセキュリティチェックの前では行列になっていました。

セキュリティチェックエリアはこんな感じです(イメージ)

ビジネスクラスは専用のセキュリティチェックレーンがあります。
1レーンで運用していましたが、乗客は誰もいません。

係員はこれを見越してビジネスクラスの方に案内してくれたのです。
ナイスです!!


あっという間にセキュリティチェックが終わり、次は出国審査です。
自分のレーンに並んでいるのは3人です。

しかし、これが非常に遅かった。。。
前に並んでいる人がめっちゃ時間が掛かっています。

パスポートも出さずに並んで、当然審査官にパスポートを出すように言われますが、英語が理解できないのか、しばらく考えこんで、ようやくパスポートを出している状態です。

その後も色々質問されていました。

こういう時、他のレーンに並び直すかいつも考えてしまいます。
大抵、早く進みそうなレーンに並びなおした途端に最初に並んでいたレーンが急に進み出します。
毎回悩む所です。

今回はそのまま待つ事を選択しました。






失敗しました。

やはり隣のレーンより時間が非常に掛かりました。
トドメをさすように審査官がやる気の無い感じで仕事が遅く、さらに遅れます。

ようやく自分の番になりましたが、仕事がとにかく遅いです。
後から来た隣のレーンの乗客に見事に追い抜かれます。

並び始めて出国審査が完了するまで約20分掛かりました。
(ちなみに出国審査は何も聞かれませんでした)

長~い出国審査が終わり、制限エリア内に入ります。

この制限エリアですが、かなりコンパクトです。
シェレメチェボ空港とのギャップにビックリします。

すぐにシンガポール航空のラウンジと搭乗ゲートの案内があります。

写真を見てもらうと分かりますが、ゲート同士の間隔が非常に短いです。

先に進むとスイスインターナショナルエアラインズのラウンジがあります。
ぱっと見、事務所入り口です。
看板かなければ見落としてしまいそうです。

後で訪れますので一旦先に進みます。

免税店が数店舗ある程度で、先端の搭乗ゲートエリアにたどりつきます。

充電エリアもあります。

シンガポール航空(ストックホルム行き・SQ362便)の搭乗時間が近づいています。
ビジネスクラスとエコノミークラスで待機エリアを分けていました。

搭乗予定のLX1325便はまだ先の時間です。

このエリアは搭乗ゲートが集中していますので、混雑しています。
立つのが好きでない方は、座る場所も十分にありませんので、ラウンジに入れる方はラウンジで待つ事をおススメします。

次に階段を上がり2階をチェックします。
階段を上がったところにS7航空のラウンジがあります。(写真右側)

その向かい側にはプライオリティパスのラウンジがあります。

中央通路を進みます。

通路中央付近にオーストリア航空のラウンジがあります。
ルフトハンザドイツ航空の指定ラウンジでもあるようです。
ANAがドモジェドヴォに就航したらこのラウンジになるのでしょうか。

さらに進む(出国審査側に戻る方向)と免税店が数店舗あり、左奥にはレストランがあります。

突き当りの暗い通路を奥に進むとワンワールド系が中心と思われるラウンジがあります。

その隣にはブリティッシュエアウェイズのラウンジがあります。

スイスインターナショナルエアラインズ ビジネスクラスラウンジ訪問(ドモジェドヴォ空港)

制限エリア内の空港探索が完了した所で、1階にあるスイスインターナショナルエアラインズのラウンジに行きます。
オーストリア航空のラウンジを共用で使わず専用のラウンジがあるのは驚きです。

早速、中に入ってカウンターのスタッフに搭乗券を差し出しますがスタッフは無言のまま手続きをしています。
結局、何も言葉を発する事なく手続きが終わり中に入ります。
ある意味、これが一番海外らしい体験です。

中はかなり狭いです。
座席数としては30席程度です。

ラウンジの受付と出入り口のドア

A320のビジネスクラスは座席数も少ないので単独のラウンジとしてはこの規模でも十分なのでしょう。

食事コーナーはパンを中心にホットミールもあります。

ホテルではあえて朝食をとりませんでしたので、ここで朝食をとります。

お味の方は、可もなく不可もなく。
至って普通でした。

スイスインターナショナルエラインズ ビジネスクラス

搭乗時間近くになりましたのでゲートに向かいます。

シェレメチェボ空港と同様に搭乗開始時間の約10分前に搭乗が開始されました。
ロシアでは10分前行動がデフォルトなのでしょうか。
この点だけはある意味、日本品質です。

座席は安定の残念ビジネスクラスです。
今回はビジネスクラスも満席に近く、2-2のアブレスト✖7列の28席中3席だけ空席の搭乗率89%です。

全員の搭乗が完了し、ゲートを離れます。

外は雪混じりの雨のため、デアイシングが必要です。

モスクワは降雪が多い地域のためデアイシングをする専用の場所があり効率の良い運用をしています。
日本では搭乗ゲートでデアイシングをしていますが、ここドモジェドヴォ空港は滑走路手間に専用ゾーンを儲けています。
たしかにこの方法だと作業効率が良いだけでなく、デアイシングの有効時間に対してもマージンが十分とれます。
日本でもこのような運用をして欲しいと思うのですが、空港のスペースの関係上、難しいのでしょうか。

デアイシングスポットに到着して順番をまちます。
向かって左側の機体から順に作業していきます。

自機の番になりました。
せっかくなので動画を取りました。

作業員は、やる気のなさそうな態度ですが、仕事は丁寧で完璧です。
デアイシングが終わり、滑走路に向かいます。
滑走路はデアイシングエリアの直ぐ隣です。

滑走路に向かう途中にB747が雪にさらされた状態で停まっていました。

日本帰国後に現地在住日本人Sさん経由で飛行機博士のロシア人Gさんに聞いてもらったところ、2015年に経営破綻し運行停止したトランスアエロ航空の機体だそうです。
機体を売却しないで、そのまま置かれています。

ストップウォッチで時間計測した結果、デアイシングの5分後に離陸しました。

離陸して、シートベルトサインが消えたところで機内食の時間です。

機内食はメニュー用紙はなく、CAさんが直接説明する私にとっては、ハードルが高いタイプです。
英語かドイツ語かロシア語のどれでしゃべりますか?と最初に聞かれます。
選択の余地もなく、英語を選択です。

スクランブルエッグと、あともう一種類でしたがスクランブルエッグしか単語がよく聞き取れなかったのでスクランブルエッグ一択です。

パンはスイスインターナショナルエアラインズもトレー直置きです。
しかもクロワッサンをチョイスしたため、表面に塗布してあるバターがトレーに転写しています。

アエロフロートロシア航空のモスクワ⇔ヨーロッパの便では専用のお皿に置いています。
往路のオーストリア航空でもトレー直置きであることから、ヨーロッパの航空会社間でトレー直置きの協定でも結んでいるのでしょうか。

機内食を食べてしばらくしたら、スイスの町並みが見えてきます。

定刻通りにチューリッヒ空港に到着です。
約3ヶ月前に訪れましたが、まさかこんなに早く再訪できるとは思いもよりませんでした。

着陸しましたら、ゲートに向かって移動します。
チューリッヒ空港もサンフランシスコ空港と同じく、滑走路同士が交差するクレイジー空港です。

交差点通過中です。

衝突することなく(あたりまえ)、無事ゲートに到着です。

次は成田に向けて移動です。


ご覧いただき、ありがとうございました。

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